【watashi】,
【watashi】
それは私にとってnoteで自分を最終的に現す
ハッシュタグだった
あの人に歌わせたように
ひらがなで
【わたし】と【あたし】
私の「私」は「あたし」で「俺」の見たい先
守り合う「ボク」と「僕」は泣き腫らし合い
向かい合い
「俺」を最終門番へと導いたら
「神」と呟く声を聞き止め
待ってしまった丘の上
望む陰は
「ボク」にしてしまった創造神の先にいつも
ゆらゆらり
ゆらゆらゆらりと
財布頭にツナ渡りの橋上影の陽炎よ
ゆらゆらゆらりと
安定しかない頭の平さ
平和を願う虫
鳥
るふるふららら
口笛響かせゆめうつつの朝の風
「ボク」の先
カミサマノサキ二サクハナ
ふわりと愛しむしかないのなら
まだまだすすめ
すすめ
すずめ
進め
勧め
鈴鳴らせよ
奏でろアイを
閉じたアノヒトの人生の次が
どうか
どうか
「僕の」
さんばんめ
ムスコだともう一度
僕の歌と踊りで手繰り寄せては
ああ
この物語は
「アノヒト」が
我が人生の
1等と
人に受け入れられては
「あのこ」を
隠す
大嘘にうつってしまった
「ぼく」が「僕」に成り得た
「私」
の
【家族になるまでの物語】