【カオリ】居場所

僕の大好きなあったかい抹茶味の液体を

体に流し込んでは

君にお便り送るんだ

ここから見える僕の大好きな

あの色

ピクトグラムの先にあるもの

登って登って登っては

二階分のその先へ

そしたら君は

君がずっとずっと探してた

君のママ見た　あの景色

僕と出会ったあの日のような

君のママ見た　あの景色

きっと

辿り着くでしょう

あの時よりは

賑やかな情景

だけど

様相はきっと

ママ見た景色のそのままさ

ずっとこの場所留まった

僕が知る限り

あの場所だけは

君が見たいそのままで

ちょっと思い出した

あの場所を守るの

ほんの少し

役に立てた

薄い記憶

さあ

見つけて

君も知ってる

ようやく

君の通り道

場所を記す事

叶ったからさ

僕ら色づけした

あの色

ツツジの中に

こっそりひっそり

内緒話