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【カオリ】魂のカケラ

よかった。

君とキミが

違う天才で。

キミと君は

とても似たモノだけど

とても違ってて。

キミを初めて聴いた時、

素晴らしいと同時に

強烈な嫉妬を ボクは体験したの。

君の存在も改めて実感したの。

誰にも言えない

ただの妄想だったんだ。

今だって妄想さ。

君に僕は

「鏡のよう」と言ったっけ。

君は君で

大事そうな言葉を教えてくれたっけ。

神様は忘れっぽい僕に

その真理を記憶するよう

鏡の半身を待つ人、

探す人、

君らと同じ居場所に向かう人、、、

僕の前に用意するから。

止まるなと

誰かに呼ばれるような

壮大な

認めたくない事実を僕に残してゆくから。

カオリは

そんな神様の御使いのようで

ショックだった。

君を鏡の半身とするならば、

キミは僕の魂のカケラなのかもって。

僕が好きになった

あの人もこの人も。

そんな屁理屈へりくつ認めたくなくて。

本当は

本当は

純真じゅんしんな好意を向けたいの。

誰かに導かれるのなんて

つまらない。

ボクは僕の道をようやく

ツクルノダ。

不幸を極めようとした僕だ。

幸福だって極めるさ。


ともにね。


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