海外日記・インド編
「あなたにご縁がある国は、メキシコ、旧ユーゴスラビア、それからインド」
モンゴルのチベット僧侶に数年前に占ってもらった時にそう教えてもらった。その後、不思議とこの3カ国・地域にはご縁が生まれ、深く関わるようになる。
今日はその中でもインドの話を書こうと思う。
私がインドに足を踏み入れたのは、今年の初め。大学院の大切な友人が故郷インドで結婚式を挙げることとなり、招待してくれたのだ。
メルカリで綺麗な赤いサリーを購入し、それっぽいアクセサリーも購入して準備万端。当日は友人のご親戚が綺麗に着付けてくれた。
友人もとても美しく、たくさん心配りをしてくれただけでなく、
ご飯もとても美味しく(こっそり何回もおかわりした)、会う方会う方が声をかけてくれ、おまけにサリーもたくさん褒められ、とても幸せな時間だった。類は友を呼ぶというけれど、どの方も本当にあたたかくて、友人がなぜいつも素敵なのかがとてもよく理解できた。
帰国してからその友人と食事をした時に、
「そういえば、よもぎさんとお話ししてた叔母さん、日本語も英語も話せないけど、何を話していたの?」と聞かれた。
正直、何を話していたのかは覚えていないし、何語で話していたのかも無意識だったけれど、完全に通じ合っていたのだ。なんかいろいろ教えてくれた気もするし、ちゃんと理解していたと思う。
本当に心から思いあえば、人と人は言葉の壁を越えて繋がることができるんだなあと、繋がり合うことの面白さを実感した出来事だった。