本読みの毎日
3月に入ってからくらい、毎日のように本を手に取る。
それは時に、ジェンダーに関することだったりするし、1945年の原爆のことであったりする。
大学に入ってからの日々(特に3年生の研究演習が始まってから)は、与えられてばかりだった。
そして、私の鞄の中にはいつも教授から勧められた又は読まなくてはいけない本ばかり入っていた。
春休みになって、自分の時間が前よりも取れるようになって、「そういえば私はこのことについてもっと知りたかったんだ」と思う本を色々と手に取った。
今まで知らなかった情報を知るということは、喉の渇きを潤すことに似ていた。
もっと知りたい、ここの知識を増やしたい。
ごくごくごく。
水を飲むように私は今日も本を探す。
そして、今まで知らなかったことを知るたびに水は私の細胞や髪の毛に変わっていく。