【子育て】#19その①発達ーずっと仰向けの子ー【はじ赤】
周りのベビーと比べなくていいと分かっているのに比べてしまう焦り
漫画の通り、コブタちゃんはゆっくりさんでした。
ゆっくりな上に恐れるものが多く、
いやーまさにこの私のよう。
よく似たなぁ…笑
生後4ヶ月すぎたあたりから少し焦り始めました。
SNSで3ヶ月のベビーが寝返りをした!というツイートがドワーッと増えたからです。
「いやいやまさか。増えたように見えるだけ。うちの子も4ヶ月をすぎれば寝返りくらいするだろう」
そう思って毎日その日を待つ嫁氏。
しかし、4ヶ月を過ぎ、離乳食が始まる5ヶ月を過ぎ、6ヶ月を過ぎてもコブタは寝返りをしませんでした。
ずーっと仰向け。
離乳食はカリブのイスに座らせ、上半身を支えながら食べさせる日々。
うつぶせトレーニングを1日に数回挟み、その度に泣きじゃくるコブタと向き合いました。
ドーンと構える!オロオロしない!
ーーそんな母メンタルは習得したものの、実際泣かれると分かっている事柄に毎日直面すると、どこか何かが削られていくんですよね。
少しでも前向きに捉えようと、トレーニングの写真を撮ったりすると、「かわいそう」とか言われたりして、もう勘弁しておくれやす…。
そんなこんなで、少しずつサボるようになりました。
その代わりに、お座りさせることが多くなってきました。
パパのお腹にもたげるようにしたり、背中にクッションをおいたりして、親と同じ目線を楽しむようにしてみた。
たぶんだけど、コブタの視野がかなり広がって、周りをよく観察するようになった気がします。
「まあ、いきなりお座りさせるのはよくないってきくけど、きっかけとしては悪くないっしょ!」
と開き直り、お座りばかりさせるように。
(この頃にはもう育児サイトなどは意識的に見ないようにしていた。た〇ごクラブとかめちゃくちゃお世話になったト〇キトオカですら、「生後〇ヶ月頃には〇〇ができるようになります」とか書かれてて、見ると精神衛生が保てなくなりそうで…)
しかし、そんな嫁氏は一蹴される…
自治体で推奨されている10ヶ月検診に行った時のこと。
分かっちゃいたけど、引越し先の小児科医せんせいに
「ちょっと練習不足ね」
と言われちゃったわけです。
デスヨネー。
デスヨネーオブザイヤー。
はい、サボりましたもの、ごめんなさい…
コブタの泣き顔から逃げてしまいました…。
しかし。
嫁氏の中の「こどもメンタル」が爆発。
『だっ!だってぇ!がんばったもん!アタイ!がんばったもん!だってだって!コブタちゃん泣くんだもん!つらいもん!泣かれたらつらいもん!いいもん!やるもん!やったるもん!!!』
そう。よめしはいい年こいて、心の中にデモデモダッテモンスターを飼っているのだ。
普段は影を潜めているが、ふとしたタイミングでコンニチハしてしまうのだ。
寝返り、うつぶせ、やったろうじゃねぇか。
ーーーというわけで、
帰宅後、コブタと円陣を組む嫁氏。
(抱っことも言う)
「コブチン…俺らに出来ないことはねぇって言ってやろうぜ…うつ伏せなんて余裕ってとこ見せてやろうぜ…」
ここからは、毎日うつぶせ!泣いてもうつ伏せ!鬼コーチの嫁氏!
正直どれくらい鬼練習してたかは覚えてないのだが、
しばらくすると、うつぶせのままジタバタするようになった。
…おや?
これは、フラグっすか?
ジタバタしつつ、おしりをあげるようになった。
…あれ?うつぶせで嫌な顔はするけど泣かなくなったな?
ジタバタ、おしりあげ、お手手をペタペタと自分の方に寄せていき……?!
ムクリ!
座ったーーーー!!!!!
結局お座りかーーーーーい!!!!
はい。うつぶせからのお座りを覚えたわけです。
…よかったのか?どうなんだ?
次回へ続く。