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LGBTQ+

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LGBTQ+当事者へのインタビュー、ブログ記事がここから読めます。
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「東京レインボープライド2022」の問題とは?当事者が感じた “平和ボケ” と “男性…

No Rain, No Rainbow 中国で中高一貫で全寮制の学校を通っていた私にとって、2022年の4月22日…

ノンセクシュアルだとか。セックスできなくても好きでいていいですか?

「恋バナ」は好きだけど「下ネタ」は苦手 私は性的な話をされることが苦手だ。たぶん小学生の…

長髪 “男子” の葛藤。救ってくれたのは「ノンバイナリー」という言葉との出会い

短髪からの解放 わたしが通っていた高校は校則が厳しく、男子生徒は丸刈りに近い髪型にすると…

恋愛するのは当たり前なのか?10代から恋愛観で悩んだ「デミロマンティック」のデミロ…

みなさんは、「デミロマンティック」という言葉を知っていますか? 「内面的な絆やつながりを…

「ゲイ男性は30歳までしか生きられない」年齢と性差別の交差点で。映画『叔・叔』が捉…

恵まれたゲイ (私=筆者) 私はいつも自分がゲイとして恵まれた存在だと思っている。 性的…

ゲイ男性を加害者に仕立てる「家父長制」。愛欲を押さえつけらされた彼らと、その家族…

この記事の前編はこちらから。 加害者を生み出す家父長制 映画『叔・叔』における主人公の柏…

「LGBTQ+の人権は軽んじられている」当事者が語る法律とパートナーシップ制度の問題点。非当事者は日常で何ができるのか?

OECD諸国で同性愛に対する受容度を比較した時、日本の順位は36ヶ国中25位にランクインする。またLGBTに関する法整備では35ヶ国中、34位だ。日本の法律ではLGBTQ+への権利を保障していなく、ひいてはハラスメントや差別からLGBTQ+の人たちを守れる社会の在り方からはほど遠い。 その中で、2015年に各自治体が同性同士のカップルを婚姻に相当する関係と認め、証明書を発行する制度として同性パートナーシップ制度(以下:パートナーシップ制度)が東京・渋谷区、世田谷区でできた。