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アニメ絵本解説006『だ〜れのおしり?2』

オリジナルのアニメ絵本『だ〜れのおしり?2 』の制作について解説します。

アニメ絵本『だ〜れのおしり?2』の概要

だ〜れのおしり?の第2弾、マイナーチェンジになります。

テーマ

動きを目で追う楽しさと予測の驚き

要素
・いないいないばぁを入れる
・ぷりぷりとした動物のお尻を目で追う楽しさ
・可愛い動物が登場
・オノマトペ

だ〜れのおしり?の第2弾、マイナーチェンジしたアニメーション絵本です。
書店の場合だと第1弾の横に並べられるだろうと想定した横展開の仕方です。
制作目線では、動物の入れ変えによって、どれだけ工数を削減できるのか、うまくアニメーションのフォーマットを流用できるかの検証も兼ねています。

登場キャラクター

だ〜れのおしり?2 登場キャラクター

いぬ、ライオン、うさぎ、ワニ、ペンギン、ハリネズミの可愛いお尻を持つ6体です。

制作の注目ポイント

制作の工数削減

新たに制作した「いぬ、ライオン、うさぎ、ワニ、ペンギン、ハリネズミ」6体を登場キャラクターにした第2弾ということで、基本の構成は変えずにマイナーチェンジをしてYouTubeにアップをしました。

ただし、同じ動画になりすぎるのもクリエイティブではないので、OPやダンスシーン、ナレーションを新しくするなどはこだわりました。よければ、動画を見て変更点を探してみてください!

マイナーチェンジ 文字に少し動きを付けた

テキスト「ぐるぐるー」の変更したシーン(上:アフター、下:ビフォー)

第1弾を見直していた際、気になっていたテキストの動きを第2弾で修正しました。テキストのレイアウトやアニメーションならではの合わせて動かすというのはまだまだ検討の余地があるポイントです。

苦戦したところ

イラスト部分では個性的なキャラクター、ライオンのたてがみやハリネズミの針の部分などが他のキャラクターとバランスを取るのが少し大変でした。新しくしたダンスシーンにも少し苦労しました。可愛い動きを2コマで考えるのも少し苦労しました。

アニメーション部分では、注目ポイントで前述したぐるぐるぐるーのテキストを動かしたことによって、ただキャラクターを入れ替えるだけで楽だなと思っていたフォーマットを微変更(すごい疲れる)を加えることになった点です。テキストにアニメーションを加えたことでテキストの可読性が低くなりテキストを読ませる時間分アニメーションを伸ばす必要があったのでその調整がちょっと疲れる原因となりました。
第1弾は1キャラ55秒で第2弾は1キャラ58秒と3秒ほど伸びました。 

まとめ

今回は元のアニメーション素材があるなかでの作業でしたが、作業日数はイラスト1.5日、アニメーション2日で2人で同時に進めることで2日間に収めることができましたが、もう少し細部にこだわるなら+1日必要だなぁと感じました。

おしまい

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