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アニメ絵本解説008『おおきい どうぶつえん』

オリジナルのアニメ絵本『おおきい どうぶつえん』の制作について解説します。

アニメ絵本『おおきい どうぶつえん』の概要

新シリーズとして「〇〇なオノマトペ」を始めました。その第1弾がこの『おおきい どうぶつえん』です。

テーマ

大きいを表現するオノマトペをまとめて紹介

要素
・大きくて可愛い動物が登場
・大きいを表すオノマトペ

「〇〇なオノマトペ」がたくさん出てくるといったストーリーの新たなシリーズです。
今回は大きいを表すオノマトペを集めました。
同時に小さいを制作していて『大きい』と『小さい』の対になるストーリーで2本連続で合わせて見てください!といった思いも込めました。

登場キャラクター

登場キャラクターのゾウ、ゴリラ、ライオン、カバさん

ゾウ、ゴリラ、カバ、ライオンの動物園にいる大きな動物です。今回とくに表情豊かになるよう制作しました。

制作の注目ポイント

大きいと小さいの2本で連動したOPとED画面

オープニングとエンディングの画面

動物園という共通のモチーフで「大きい」「小さい」の2本を制作しようと考えていたので、OPとEDを共通にして入場口を分けるアイデアが面白そうだと思い制作しました。

カバのばんそうこう

お尻を怪我したカバさん

縦軸のストーリーでタイヤが絡んでくるのですが、カバに飛んできた後にお尻を怪我してしまいます。そのばんそうこう姿のカバがとても可愛いです。ちなみにどこかで絆創膏が取れるので、探してみてください。

音の雰囲気をテキストでも表現

がぶがぶの文字で遊んだシーン

例えば音がだんだんと小さく消えていくのに、テロップだけがパツッと消えているのって結構違和感がある部分で、テロップも徐々に消えていったほうが抜群に雰囲気が良くなります。

フェードアウトの他には、ライオンがお肉を食べているシーンなんかは「がぶがぶ」を噛んで潰されているようにしてぶがぶしている感を出しました。

動画の音を消していても十分に雰囲気が伝われば良いなと思いテキストで表現しました。

苦戦したところ

アニメーションってやっぱり難しい

今回のアニメ絵本では特にアニメーションって難しいなぁっとめちゃくちゃ感じました。
そのなかでも苦戦したのは「ゾウの歩いているシーン」「ゴリラのタイヤ投げシーン」「野菜を運ぶシーン」のアニメーションにかなり苦労しました。

ゾウはドシンドシン歩く

ゾウの歩くシーンってむずかしいねええ

普段のアニメ絵本では簡単なアニメーションしか付けていなく、基本動物が左から右に行くときはそのまま、タイムラインで左の場所と右の場所を指定することで移動している様子をそれなりに見せることができます。ですが、今回のゾウの場合だとうまくいかず。滑って移動しているように見えて、ドシンドシンといった縦方向の動きを付け加えるのが大変でした。

タイヤを投げるのむずかシーン

遠くに投げるシーンもむずかしーん

ものを遠くに投げるという動作が体全体を使う行為で、単一的ではなく全身の動きが少しバラついて動くということは理解できるけど、やってみるととても難しい。

まとめ

〇〇なオノマトペのシリーズは始まったばかりですが、テーマを絞ったことで見やすく楽しいアニメ絵本になればいいなと思います。

おしまい


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