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アニメ絵本解説007『だ〜れのおしり?3』

オリジナルのアニメ絵本『だ〜れのおしり?3』の制作について解説します。

アニメ絵本『だ〜れのおしり?3』の概要

だ〜れのおしり?の第3弾、だ〜れのおしり?シリーズのフィナーレ作品です。(一旦)

テーマ

動きを目で追う楽しさと予測の驚き

要素
・いないいないばぁを入れる
・ぷりぷりとした動物のお尻を目で追う楽しさ
・可愛い動物が登場
・オノマトペ

だ〜れのおしり?の第3弾です。第1弾、第2弾とキャラクターを変え動きについても少しマイナーチェンジしたアニメーション絵本です。

第2弾でも書きましたが書店の場合だと第1弾の横に並べられるだろうと想定した横展開の仕方です。
制作目線では、動物の入れ変えによって、どれだけ工数を削減できるのか、うまくアニメーションのフォーマットを流用できるかの検証も兼ねています。

登場キャラクター

『だ〜れのおしり?3』登場キャラクター

しろくま、カバ、ふくろう、さる、ねこ、キリンの可愛いお尻を持つ6体です。

制作の注目ポイント

動物名を華やかに装飾

ねこ柄のねこテキスト

動物が登場する際の名前部分をその動物の柄にすることで文字がわからないこどもにも楽しめるように工夫しました。

テキストの配置で立体感を

アニメーション絵本ではテキストの動きも大事

テキストの配置に少し変化を加えました。「いないいない」は縦型に配置して、「ばぁっ」は腕の開きと揃えることで立体感を出しました。

ダンスシーンをより楽しそうに

楽しそうに踊るきりんさん

フィナーレ作品としてふさわしいように、おしりをぷりぷりするダンスシーンではより楽しそうな表情で動物さんたちが踊るのがポイントです。
ちなみに、手を振りながらはけるシーンは「めっちゃ踊って満足した」顔をしています。チェックしてみてくださーい!

苦戦したところ

新たに制作した「しろくま、カバ、ふくろう、さる、ねこ、キリン」6体を登場キャラクターにした第3弾ということで、基本の構成は変えずにマイナーチェンジをしました。
1から2へのマイナーチェンジでは大幅に工数を削減することができましたが、2から3へのマイナーチェンジでは特に工数を削減することはできずに、どこを変えたら面白いのかというのを考えるのが苦労しました。 

1,2,3とそれぞれオープニングは変えようと考えていたのですが、1,2でやり切った感が出てしまったというか、良い案がなかなか出ずに苦戦しました。最終的にはおしりのぷりぷりを生かして、うまくまとめることができたかと思いますが、いかがでしょうか?

まとめ

3本のシリーズを横展開させて、徐々にブラッシュアップさせて気軽に検証できるといった点はYouTubeならではのやりかたかなと思いました。
3本全てがそれぞれが魅力的に見えるように制作しましたので、合わせてご覧いただけると制作の過程が見えて面白いかもしれません。
ぜひみてね!!!

おしまい


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