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子供から脅される経験をした


9/9(月) 現地時間 13:55


Servus!



実習5日目を迎えた鳥海です。


先週は6時間以上働くと30分休憩が貰えることを知って、しっかり昼寝出来たので心も頭も万全な状態です。

昨日、一昨日で休憩を貰うことができなかった(申告制らしいです。自分から休憩したいと言わないといけない。)のでノー休憩でやっていたのでしんどかったですね。


昨日今日感じたことを綴りたいと思います。

それでは、どうぞ。





先生同士が話している時に子供が話しかけてきたら?


ここは文化の違いだなと思うところです。

先生同士が話をしている時に子供が遮って話しかけてくると、こちらの先生は子供に向けて、

今話してるから静かにしなきゃいけないでしょ?

今話してるの先生達だから、あなたは待たなきゃいけないのよ

もしくは無視をして、話が終わったら、
先生達が話終えたら話しかけて頂戴。

とお願いするのです。

僕は、日本人だからなのか分かりませんが、
先生と話していて、その途中に子供が話しかけてくると、まだ子供を優先してしまいます。

その時の先生の表情が恐ろしくなるので、これには早く慣れていきたい所ですね。



やはりここの給食の質は酷い


今まで5か所の幼稚園の給食を頂く機会があり、比べることが出来るのですが、ここはダントツで不味いです。

質も味も食感も全て死んでます。

もうこれに関しては吹っ切れて空腹で一日凌ぐよりかは良いだろうと思いながら食べてます。


この味の酷さは、高校の寮が新寮に変わる前の不味さに筆頭します。




3日目にして子供を甘やかしすぎて舐められてきたので、少し演技で本気で怒ってみた。


それは今日の出来事でした。

今日はいつも仲の良いグループのメンバー同士が喧嘩をする日で、仲間はずれにしたり、理由なくこいつとは遊びたくない、などと言葉をある一定の子供に浴びせるのです。

言っている子達は、基本的に男のメンバー内での地位が高い感じの子達で、言われている子は中堅くらいの子でした。

言っている子達は、言われた経験が無いから平然とこのような事を言う。

なのでそれを理解させる為に、最初は軽い注意と何故それをするのかを質問するのですが、頑なにこいつとは遊びたくない。しか言わなく、
しかも僕に対しての言い方に、
少しこいつ言語流暢じゃ無いから、言っても伝わんないよみたいな、表情と雰囲気とボディーランゲージを醸しまくるので、少し強めに伝えてみると、彼らがいつも弱い子達にやっている、

ジャイアンの彼は、お前殴ってやるぞ。の腕を頭の上に振りかざすポーズをとって僕を脅してきました。
もしくは、他のスネ夫のようなキャラクターの子達は僕の顔色を疑いながら、不貞腐れた表情を浮かべ、反論してきます。

そこで感じた文化の違い-子供編について少し、話させてください。

日本だったら、少しそれらを説明するとお互いに理解して(ここは不明ですが、)速攻でお互いの仲直りの為のごめんなさいがすぐ現象として起こるのですが、ここドイツは違います。

僕がそれを悪かった(間違っていた)と認めるまでか、それを妥協するまで子供達は、一切引きません。男女関係なく。

論理的に説明して納得させるか、
それが何をこれから引き起こし、彼らにとって大ダメージがあるのかを、1〜100を言語化しなきゃいけません。


なので、これから推測出来る通り、
ドイツの場合は子供と大人を同等として接しています。

なので、子供だろうが大人だろうが関係無いのです。
子供が泣き叫んでいたら、力尽くでその子を止めますし、引き離しますし、子供が痛いと言っても関係ありません。

悪い事は悪い。それを理解させるのが幼稚園の先生としての仕事です。

なので、日本とドイツの幼稚園の仕様が違う事を理解して日本からドイツへ先生をしに来る人は、これが先生になるための必然条件となります。

一般的な日本人であれば、難しい仕事だと思います。

僕はこちらの使用のが自分に合ってるので、変に遠回しに伝えることより、はっきりとダイレクトに伝える文化のがコミュニケーションを取る上で楽です。

なので、日本にいる時(ドイツで日本語を話す時も同様)はコミュニーケション時に少しストレスを感じます。


↓ここから続きです。


なので、暴力を僕に振る演技をしたジャイアンには、
よし、殴ってみろ。早く。やれ。
「ja du kannst, Schlag mir bitte sofort」
と真顔で伝えます。

その後もさらに向こうも引かずに脅してくるので、
目力を最大限にして、出来る限りの最大限の真顔を作り、
早く顔を殴ってみろ。早く殴れ。
同じセリフを繰り返しました。


と伝えます。

もし殴ってきたら、それはそれで問題がありますし、殴らなければ逆にこの後の流れが楽になるからです。

子供は殴ってきませんでした。
それが悪い事だと思っているからです。

そうなれば、僕の思惑通りにシチュエーションが進めれます。

その男の子は、男の中でもちろんトップの子だったので、あえてこの子に僕が立ち向かって、彼を怯(ひる)ませることにより、僕に対しての周りの子達の目や考えが変わります。

子供は、彼らの中で大人と自分の序列を作る生き物だからです。
下か上で見るか。

僕はこの時をずっと待ちわびていたので、今日は思うままに子供に接することが出来たと思っています。
自己満ですが。。

先生達も僕のその場の雰囲気を悟って、状況がより酷くなる前までは、僕を放しておいてくれました。

そうこうしている間に、スネ夫役のある1人が、そのターゲットの子供に対し、死角からほっぺをギューっとつねる行為をしました。

僕はすかさずそれを見逃していなく、それを受けたターゲットの子は大声で泣きわめいたので、ジャイアントの会話をその場で終わらして、そのつねった子を、遊具の中から力尽くで外に引っ張り出して、説教を始めました。

もう状況はカオスです。

他の先生がここでようやく仲介役で来てくれました。
タイミングもしっかり見計らっています。
彼女らはプロだなと相変わらず思います。

最初から来ていてしまっていたら、おそらく僕の学びの機会を全て奪われていたに違いありません。

ジャイアンの子の要件は、他の先生にパスして、僕はつねった子と1対1で話し合いを始めました。

その彼はいつも何か起こると、先生に報告してその事件を発見する役の子だったので、こんなことをするのかと、僕自身もびっくりしてましたが、彼もびっくりしてました。

死角からやったのに関わらず、何故バレたのか。

そんな表情をしていました。笑

確かに、その時はジャイアンと面と向かって話していたので、彼からすると100%バレないだろうと思ってやったのでしょう。

彼は計算が高い子ですので。

僕の説教方法は、特別かもしれませんが
同じくらいの強さでその子がターゲットに行った暴力をその子に体験させます。
どれくらい痛いかを理解させる為ですね。
男も女も関係なく僕はこれをします。

この方法に関しては、先生に注意されるまで僕はやり続けます。
立場が強い子供には、特に。
その経験を通じて、同じような事を2度起こさないようにしてほしいという思いからです。

実際に、それをやった子は本当の痛みどれくらい心が傷つくかを知らないから何回も繰り返すのですよね。

そして、その子が男だったので少し違う観点から注意をしました。
後々振り返ると、これは間違いだったなと。

やるなら面と向かって目の前でやれ。隠れてやるのは本当に良くない。おれはそれに対しても怒っているぞ。

とも伝えました。

だいぶ論点がずれてしまったシーンだと振り返ると我ながらやはり思いますが、そこで怯まずに臆さずスパッとドイツ語で彼らに僕が言いたいことを伝えれたことは今後舐められないようにする為のことを考えると良かったと思います。


しかし、彼はいつもは良い子なのに、何故この時だけみんなのノリに乗ってしまったのか。
今日も2歳児の子と一緒に、仲良く遊んであげていた子だったのに。




名前の由来と特徴


しかし、毎日子ども達が自分の名前を覚えてくれるのに、僕が全く覚えれないのが辛い。

Max 65人いる幼稚園だから、仕方がない。
今日は少なくて54人。

いまだに、初めましての子もいる。
また、名前が日本人の僕からして独特な名前が多いので、覚えにくい。

来週中までにはなんとか覚えきりたい。


そんなこんなで、新しい気付きとカルチャーショックを様々受けながら、終えた1週間でした。



それでは今日はここまでで🖐️


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では、また今度!


Tschüss🖐️




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