「すき」から学ぶたくさんのこと with 良いワイン
すべてのきっかけは、このbosyuだった。
1月28日、偶然関東にいる状況だったため迷わず募集をした。
普段noteを読んでいたひらやまさんとお会いしてみたい、という不純な動機にて参加を決意した(ごめんなさい)。
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講師はワインだいすきヤマシタさん。
ソムリエの黒ワインさんから、2本ワインをいただいて計5本のワインを飲み比べるという内容。
応募した際にはどんな感じなのかなぁと思っていたけれど、大真面目なワイン勉強会かつほのぼのとした空気感で進んでいった。
アウトプットワークも充実。
ワインを飲むときには4つの部門、「味わい」、「個性」、「香り」、「余韻」に分かれている。
「味わい」
甘味、酸味、渋み
「個性」
寒/暖、山/海、淡/濃
「香り」
ワインから注ぐ際の香り、実際に飲んだ香りなど
「余韻」
あと味、残り香など
ワインを語るにはいろんな要素が関わってくるけれど、難しく考えるのではなく柔らかく感じることの方が合っているそう。
ワインの売り場にさまざまなポップが描かれているけれど、自分自身が感じる味が正しい。
人によっては花や果物に例えたり、あるいは人に例えることもありと聞いて楽しみ方が広がっていった。
イタリアワインがすきな人は「イタ専」と呼ばれ飲み比べをする。
国によっても場所が違うとぶどうに違いが出るので、すきな生産者に出会うと毎年の楽しみができる。
樽とステンレスタンクで違いが出る、など身になる話が続々と。
ボトルの形の違い、ラベルにも国柄が出る、など目に見える範疇でも知見が爆発。
ラベルに書かれている内容
・ワイン名
・生産者
・生産国
・品種
・熟成
「すき」という気持ちのパワーは偉大である。
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実はオーストラリアでのワーキングホリデー時代、ワイン用のぶどうを採取していたことがある。
ぶどう採取前に、日本食レストランにてアルバイトをしていた。
オーストラリアのレストランらしく、日本食といえどもワインリストの量が結構多く覚えることにかなり苦労した。
苦労したはずなのに、すっかり抜けてしまった知識…
仕事だから。
覚えなきゃいけないから。
採取しないといけないから。
そんな気持ちで仕事をしていた、日本食レストランとぶどう採取時代。
だからこそ、覚えたワインが育ったぶどうの生産地や生産者のことをまるで知らない。
採取したぶどうが、どんな味になったワインになるかも知らない。
赤か白、それのみしか知らなかった。
「すき」という気持ちは、「もっと」と欲する気持ちにプラスして現在手元にあるものを温めるような行為のように思える。
すきな気持ちがなかったら、ワインは少しアルコール度数の高い飲み物。
赤はお肉、白は魚介というような知見であったり、グラスを変えるというレストランで知る内容だったり。
すきな気持ちがあると、「どんな環境で育ったぶどうなんだろう」「どんな人物がつくったんだろう」「その土地にはどんな人たちがいて、どんな郷土料理があるんだろう」なんてもっと知りたい気持ちが膨らんでいく。
それと同時に、いま目の前のワインとも向き合って「味わい」「個性」「香り」「余韻」を感じる。
そして、「すき」という気持ちは伝染していく。
ワインがすきだという気持ちと共に、説明してもらった勉強会には愛が満ち溢れていた。
みんな嬉しそうにワインについて語る。
すきなワインだけではなくて、ワインにまつわる知識や思い出やあれこれ。
ワインがだいすき!という人だけではなかった勉強会、きっとなにか思うことがあって参加したはず。
それでも勉強会を通して、ワインだいすきな人たちが爆誕したと思っている。
というのも、わたしはその1人だからだ。
「すき」でつながる輪はあたたかい。
これからワインを選ぶ時、ワインを飲む時にこの日のことを思い出すだろう。
まちがいなくかけがえのない経験、かけがえのない時間だった。