今日の「できた」が明日の活力になる
少し前から、Twitterで『今日の成果』報告を始めてみた。
これは週報を書こうと決めたことから、1日のやったことが分かりやすくなればいいなぁと思って始めたことだった。
ただなんとなく初めてみたことだったけれど、気づいたことがある。
当たり前に1日のやったことを並べているけれど、「今日できたこと」を数えていくことはすごく自信になるということだった。
なにかを始めようとする時、どうしても不安になってしまうことってあると思う。
できない理由や、やらなくてもいいように逃げ腰になることもきっとある。
毎日ではないにしても、人生で重ねてきた「できない経験」はいざという時に不安をささやいてくるような気がする。
それが『今日の成果』を始めてから、できたことを数える習慣がついてきた。
そんな毎日は少しずつ、わたしの中の自信を育ててくれている。
1日を通して夢中になれたこと、日々の積み重ね。できることが限られている中でも、できることをしている実感がわいている。
そして、できなかったことややらなかったことも「できたこと」の中から見つけ出せるので、明日は頑張ろうという活力になる。
今までであれば、できなかった中からできたことを探していたこともあって「完璧にできていない自分」に少しがっかりしていた。
気分がすこしずつ沈んでいくと、行動力や活力も奪われていっていた。
だけれど、できたことから考えていくと前向きに考えることができている気がする。
それは本来ある、「ちゃんと考える」ことにつながってくる。悲観せず、誇張せず、謙遜せず、事実と向き合うことができる。
なにもしていないようで、毎日なにかはしている。
ぼんやりしたり、だらける時間もあるだろうし、あっていいはず。
それだけで1日が終わったとしても「できたこと」から考えると、ゆっくり過ごせたから明日は〇〇をしようかなぁなんて今日の自分を大切にできる。
もし、やりたいことがない人にとっても『今日の成果』はすごく有効だと思う。
そして、いつだってやりたいことはやってみた先にあるもので、「やってみた」はわくわくな毎日から生まれている。
なんとなく過ぎてしまう毎日だとしても、ちゃんと積み重ねているものはある。
そんな何気ない積み重ねに目を向けることで、気付けることや見えてくるものって変わってくる。
いま、できることがきっとある。
今日も明日も大切に生きよう。
そうやって生きてきた昨日や今日の自分を、認めていこう。