こんばんは。迷走管理職のよくたろうです。
仕事の品質って、定義してますでしょうか?
いつまでに、何を、何の目的で、まではたいていの人は意識して仕事していると思いますが、「どのレベルで」を定義しているケースはすくないと思います。
過剰品質とは
製品やサービスの品質が、要求される水準以上のもの、です。
要求以上ならいいことではないか!と考える人がすくなくありません。
例えば
■社内の経営会議にて資料提出するとき
⇒経営会議までに、いくつかのフェーズゲート(関所)を通らないといけませんが、毎回フォーマットが変わり、資料を作り直す
■社内向けの資料の色にやたらにこだわる
■減点主義をおそれて、資料を完璧にしようとする
■印刷したあとに、誤字を修正させようとする
■過剰な製品スペック
■工場内でテストして、顧客先でも同じテスト
■自分が満足するまで気が済まない
■資料の確認に、何十人ものハンコを押す
■経営判断できないので、必要以上の情報収集や資料準備を求める
■社内にメールで送って、電話して説明する
■上司にメールで送って、印刷して説明する
■念のため、で何枚も同じ資料を印刷して持っていく
要は、無駄だらけですよね。。
品質を高めようとすることは、その分コストがかかっています。こういった、無駄な品質向上活動をやめないとお客様へ提供するサービスのコストもさげられず、市場での競争力を奪われていく結果となります。
自分の行動のすべてがお客様へ提供するサービスの対価に転嫁されているということを認識して、過剰品質を最適品質に改善していきたいものです
本日の20字まとめ
過剰品質は他人事ではない