戦略がないから戦術に苦労する
こんばんは。迷走管理職のよくたろうです。
よくたろうは営業をしておりますが、部長クラスから「このお客さんの営業戦略は?」という言葉が発せられることをよく聞きます。
戦略は、会社として利益目標を達成するために立てる計画のことです。営業戦略も、経営戦略や事業戦略、マーケティング戦略などと整合性を取りながら、経営戦略を達成していくものです。
一方で、現場で考えるものは「戦術」です。戦術によって戦略を実現できるのか、がポイントになります。
しかし現状、よくあるのが、経営戦略では、「イノベーション」「改革」とか言っていても、営業戦略になった瞬間に、「1年後の売上いくら」だけが定義されます。イノベーションや改革はどんな風に実現していくのか、他の戦略とはどう整合性をとるのか、がほとんどありません。
ここがないまま、現場に「戦略は?」が求められる状態です。「戦術」を考える現場からすると「戦略」がない状態で、なんとなく立てる戦術でしかなく、効果があるものが作れるわけもありません。
DXを進めるにあたって、この戦略は非常に大切になります。
DXとは、IT化ではなく事業の強化になります。
強化をする、ということは現状どこにいて、どこに向かうか、を明確に定義して、リソースを集中的に投下していくことです。
現状、戦略が弱い組織においては、まずは自社の戦略がどのくらい機能しているのかの棚卸からやるのがいいと思います。
本日の20字まとめ
戦略を磨いてDXで成果増大!
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