書くことで得られている充足感の数々
私は「手書き文字」が好きだったな、と思いだしたのが丁度1年前。
このころに私は、朝の手書き習慣「モーニングページ」をやり始めた。
そのお陰で、トントンと自分のやりたいことを見つけて行動に結びつけていくことができた。
それから1年で手書き習慣そのものが自分探しの垣根を超えて、すっかり生活に必要なものとなっている。
長く続けている書く習慣
書くことそのものが好きなのは強みだが、どうせやるならより自分にとって効果的なモノを取り入れたいと思い様々な情報にアンテナを張り、面白そうと思ったものにはどんどん手を出してみた。
pure life diary
毎日きっちりと、というよりは節目節目にちゃんと自分のことを振り返るという習慣を身につけさせてくれているダイアリー。
この1週間どうだったかな?今月は?3か月前とどうだろう、など、放っておくとなかなか自分ではやらない丁寧な自分との向き合い方やタイミングを促してくれる。
こんなこと書いてあるが、まぁそんな都合よく成長できたりはしないだろう。でもやらずにそう言うだけっていうのはな……まぁ、一応少しやっておこう……みたいなテンションで手を出している部分にもしっかりと変化がみられていたことに自分ですごく驚いたり。
で、そんなことがあったらもう、続けないわけにはいかない。
書く習慣がそんなに多くなかった時は、こちらへの書き込みも多かったが目的ごとに色々と増やしたせいで、節目での使用にシフトしてはいるが大事な軸となる書く習慣だ。
バレットジャーナル
以前に記事を作成している通り、7月からバレットジャーナルをはじめ、今も続けている。そして、自分に最適なサイズばB6だということや、どういう項目が欲しいと思うかなどが分かって来たのもあり、来年から……と言うか12月からは、いろは出版の「sunny手帳 フリーデイリー」でやっていくことにしている。
これはバレットジャーナルには欠かせないインデックスと各ページへの通し番号が既についているのが特に便利だと感じた。大きさは最適解と判断したB6で、フリーデイリーなのでどこにいつの記録が来ても問題ない作りになっている。
web限定販売になっているレザーロールカバーを購入して、すでに愛着はMaxだ。使用準備は万端となっている。
多少使い方に変化があっても、バレットジャーナルは柔軟に対応させることができるのも良い。あれもこれも詰め込んでパラパラ見ているだけでも楽しい手帳術だ。
少々煩雑な感じにはなりがちだが、探せば必ずここに書いてあるはず!と後から探すのが楽になったし、アイデアを失うこともなくなった。これからも長い付き合いになっていきそうだ。
ライフログ(雑記含む)
素敵デザインが出まくるから手を出さないでおこう……と思っていたロルバーンに手を出してしまったので、ライフログを付け始めた。これは手に入ってすぐの8月末から(カレンダーは10月からしかなかったというのに……)使い始めている。
ライフログという表現でいいのか分からないが、基本的には日記未満の記録を集めており「自分が何をした日なのか」がぎゅっと詰め込まれている。
多分これが一番分かりやすい。
年間計画表のページだが、ここに活動別にシールを設定して何をして過ごした日なのかが一目でわかるようになっている。
とりあえず、真ん丸がプライベートで六角形のが仕事関連だ。
カレンダーページにはもっと細かく、やったゲームの名前やこなした仕事の概要、頑張った家事や出かけ先などを書き込んでいる。
声を大にしていちいち言うような偉い行動じゃなくても、自分自身には言ってもいいんじゃないか?と思ったからだ。
このおかげで、ロルバーンを開けばびっしりと「今月やったこと」が出迎えてくれる。いつの間にか今月が終わってた……何もしてない気がする……という虚無感に襲われることがなくなった。
やりたいことはまだまだいっぱいある。でも、毎日頑張ったぞ!と思えるから、無駄な、感じても仕方がない虚無感や罪悪感に苛まれることがない。これは精神衛生上めちゃくちゃ助かっている。
また、実は連用日記の開始を企んでおり、挫折経験のある習慣でもあるので毎日簡単な日記を続けるという活動が可能かどうか、このロルバーンで試している最中でもある。文章として綺麗にまとめることを意識せずにばーっと書いてしまう雑記をメインとしているが、今のところ8月から今日までちゃんと続けることができている。
ということは、つまり……連用日記デビューできそうだということでもある。
楽しく続けている書く趣味
私にとってはちまちまと手で書く作業自体が趣味のひとつなので、楽しみながら遊びとしてやっている書く習慣も存在する。
ためになるかどうかは分からないけど、楽しいからやっているものたちだ。
日記
HITOTOKIノートのデザインを担当されている、かわはらりさんという方のあひるさんに惚れてしまったがために、HITOTOKIノートを何かにつかおうと考えた結果、日記をつけることにした。
実は最初コミックサイズを買ったのだが、色々と貼る行為をした結果ぱっつんぱっつんになって崩壊しはじめる現象を起こしてしまったので、この使い方であればスクエアサイズが必要だったと再認識。
ならばと、同じくかわはらりさんデザインのひなたぼっこあひるさんが描かれたスクエアサイズを購入し今に至る。実はすでに2冊目の半分くらいまで使ってしまっている状態だ。3か月に1冊くらいのペースで消費している。
最初は要領が分からず控えめだったのだが最近はコンビニのプリント機能を使って旅先の写真をガンガン印刷して貼り付けまくったりして遊んでいる。
スクエアサイズは紙面が広い。写真など貼りたいものがたくさんあっても全然平気で、レイアウトとか適当な私でも何かぺたぺたやっていればそれっぽくなってくれるのも楽しい。
私は色々と文章も書き添えたい人間なので、コラージュで紙面が埋まるようなレイアウトは嫌なのだが、各写真に一言添えるスタイルも楽しいと分かった。
マルモ印刷の「メモキューブ」は色々なサイズのメモがくっついたキューブになっているユニークな商品だ。私がもっているのは積木で両面しっかりと木目が入っている。
上記の使い方では一面しか使えないが、実は万年筆で書きこんでも裏抜けに耐えうるしっかりした紙で裏表作られている。両面メモとして使用することができるのだ。
実は仕事でも愛用しており、公私ともにお世話になっている商品である。
ちなみに。個人的にはめちゃくちゃ楽しんで書いているが一生書き終わらない悩みはある。書き終わる前に次の書きたいことがどんどん積み重なっていくのだ。
スロージャーナル
そんなに書きたいことが溜まってくるんじゃ、忘れてしまうんじゃないのか。という心配が当然ある。
スクエアサイズのHITOTOKIノートとセット使いしていると言って問題ないだろう。
HITOTOKIノートに書く時は腰を落ち着けて、ゆっくりと書くが出先ではさっと取り出せるサイズのスロージャーナルにリアルな行動記録を書き綴っていく。
外でリアルタイムに書き連ねていくので時間と場所しか書かないこともあれば、ちょっと暇があったという理由で、食べたものの感想や、ちょっとした気分などを書き残すこともある。
実はたったそれだけの記録でも、後から見たときにはそれに伴って色々と思いだすことがある。そこから膨らませて写真などとあわせて日記を書いていくことができる。
まぁ、そこまでして書く必要があるのかと言われたら返す言葉もない。が、個人的にあったことをそうやってできるだけちゃんと形に残すことが出来た方が楽しいし、やっているときも面白いから、そうしているという感じだ。
朝活書写
これぞ絵に描いたような「書く習慣」だろう。
字を綺麗に書くのは勉強の中に入るが、どうにも無駄に堅苦しくなってしまってよくなかった。確かに色々と考えてちゃんとやる必要があるのだが、それより何より手をさっさと動かす必要があった。
ちゃんとやるぞ!という緊張感を持ちつつも、毎日気軽に……デイリークエストのようにコツコツ続ける習慣にしなければと考えていたところ「朝活書写」という活動をされているアカウントを見つけたので参戦させて頂いている。
タグを辿れば、皆同じ課題で毎日書いているので他の方々がどう書かれたのかを見せて頂くこともできる。沢山見るというのも勉強のうちだから、そういう意味でもすごくためになる活動に参加できていると感じている。
もちろん楽しく書くことが大前提だが、見られることを意識して書くことは緊張をゆるめ過ぎないことに繋がるのでこのアカウントに関わる皆さんのお陰で良い活動ができている。
お休み中の活動もあるが……
モーニングページやコモンプレイスブックなど、実はもっとやりたいけど今は手が付けられない状態になっているものもある。
今、そこそこ忙しくさせてもらっていて、仕事をしているか、落ち着いたタイミングでは書写検定の勉強をがっつりしているかというところで、以前とくらべるとあまり趣味の時間は長くとれなくなっている。
やむを得ず休止させている習慣もいくつかあるのだが、環境は変化するものだ。できるタイミング、必要なタイミングが来たら、また新しく生活の中に組み込んでいきたいと思う。