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眠れない人はマグネシウム不足かも

眠れない人は、マグネシウム不足かも

眠るためには副交感神経優位(リラックス状態)にならないといけません。それにはGABA(ギャバ)という神経伝達物質の働きがポイントになります。

GABAが働くと、興奮状態が抑えられリラックス状態を作れます。逆に、GABAが足りてないと、ずっと興奮した状態が続くので、リラックスできず眠りにくくなります。

そのGABAを作るのが「マグネシウム」です。マグネシウムは体内では作れません。食から取ることになります。

では、どんな食を取ればいいのか?

味噌、海藻(あおさ)、魚、玄米、納豆、豆腐などから、マグネシウムが多く取れます。まさに日本食ですね。玄米ごはんに納豆、あおさや豆腐の味噌汁に焼き魚。マグネシウム満載の眠れる定食です。あおさは特に多いようです。

マグネシウムを取る → GABAが働く → 副交感神経優位に → 眠れる

マグネシウムを取ることで眠りやすくなるだけでなく、筋肉のコリが軽減したり、血圧が下がるといった効能もあるそうです。

ただ、塩分の取りすぎはマグネシウムの排出に繋がります。そして、カルシウム不足もマグネシウムの排出に繋がります。

ぐっすり眠るためには、寝具も生活習慣も大事ですが、体の中のモノの働きも大事です。体の中はやはり食からです。眠れない人は、食の見直しを試してみてください。

参考文献.ジョージ・スティーブンソン.SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術.ダイヤモンド社
厚生労働省.e-ヘルスネット

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