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#私とヨックモック

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お菓子を愛する方々によるエッセイをまとめています。
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記事一覧

おいしさとは、何度だって再会できる。【#私とヨックモック 寿木けいさん】

ヨックモック公式noteでは、お菓子を愛する方々によるエッセイ企画「#私とヨックモック」をお届けしています。 今回のゲストは、エッセイストの寿木けいさんです。出版社で勤務し、編集者を経てエッセイスト・料理家となった寿木さん。会社員時代には、何度もヨックモック青山本店「ブルー・ブリック・ラウンジ」を利用してくださったそう。愛があふれるエッセイをお楽しみください。 青いタイルを目指して青山を歩く表参道駅A5出口から根津美術館へ向かう目抜き通りは、ハイヒールで何度も歩いた道だ。

僕の仕事に欠かせないお菓子【#私とヨックモック 佐久間宣行さん】

ヨックモック公式noteでは、お菓子を愛する方々による読み物企画「#私とヨックモック」をお届けしています。 今回のゲストは、テレビプロデューサーの佐久間宣行さんです。テレビ東京在籍時代、『ゴッドタン』『あちこちオードリー』などの人気バラエティ番組を手がけられた佐久間さん。独立後はNetflixなど活動の場を広げ、『トークサバイバー!』シリーズなどヒットタイトルも担当されています。 佐久間さんがテレビ業界で長年働くうえで大切にされてきたポリシーと、テレ東時代から彼の仕事を支

自分のペースで、長く愛せる「名品」の魅力【#私とヨックモック 高山都さん】

ヨックモック公式noteでは、お菓子を愛する方々による読み物企画「#私とヨックモック」をお届けしています。   今回のゲストは、モデルの高山都さんです。最近、長く愛される「定番品」に惹かれるようになってきたという高山さん。その理由と、そんな高山さんが思うヨックモックの魅力とは? 30歳を過ぎてから、長く愛されている名品を好むように長く「名品」や「定番品」と呼ばれるような、「変わらないもの」の良さを実感するようになったのは、ここ10年ほどのことです。 30歳を過ぎ、生活にも

くちびるにシガール【#私とヨックモック 松井玲奈さん】

ヨックモック公式noteでは、お菓子を愛する方々による読み物企画「#私とヨックモック」をお届けしています。   今回のゲストは、役者・小説家の松井玲奈さんです。松井さんは、幼い頃からヨックモックのお菓子に馴染みがあったといいます。いただくことが多かったというシガールを初めてご自身で購入した日、頭に蘇った記憶とは?  <書いた人:松井玲奈> 役者・小説家。愛知県出身。2008年デビュー。主な作品は連続テレビ小説『まんぷく』、大河ドラマ『どうする家康』(NHK)など。今年は連続

贈り物上手って、想像力が豊かな人なんだと思う。【#私とヨックモック 長谷川あかりさん】

ヨックモック公式noteでは、お菓子を愛する方々によるエッセイ企画「#私とヨックモック」もお届けします。 今回のゲストは、料理家/管理栄養士の長谷川あかりさんです。私生活はもちろんのこと、雑誌やテレビ番組などの撮影現場でたくさんの差し入れや贈り物のやりとりをしてきた長谷川さん。「贈り物は、もらうより贈るのが好き」と語る彼女と、お菓子の関係とは?  贈り物は、もらうより贈るのが楽しい贈り物が好きだ。もらうほうではなくて贈るほう。 旅行先で友人を思い浮かべながら選ぶ土産物、

自分の講談も、シガールのように愛されるロングセラーにしたい【#私とヨックモック 神田伯山さん】

ヨックモック公式noteでは、お菓子を愛する方々による読み物企画「#私とヨックモック」をお届けしています。 今回のゲストは、講談師の神田伯山さん。ラジオで冠番組を持ったり、本を出版したりと講談以外にも幅広く活動されています。たくさんの人と関わりながら、講談という伝統芸能の魅力を広めていくには「手土産」がとても重要なのだそう。ヨックモックのお菓子の万能さを語ってくださいました。 「食」はいつの時代も変わらず、人のそばにある食べ物、そしてお菓子は、講談の中で特異さや日常を示す

「作る」と「食べる」の間にあるもの【#私とヨックモック 有賀薫さん】

ヨックモック公式noteでは、お菓子を愛する方々によるエッセイ企画「#私とヨックモック」もお届けします。 今回のゲストは、スープ作家の有賀薫さんです。有賀さんは、1964年生まれの東京育ち。ヨックモックが1969年創業のため、物心がついた頃からシガールが近くにあったそうです。青山本店の喫茶室(現ブルー・ブリック・ラウンジ)にも、昔から足を運んでいたのだとか。食のプロから見たヨックモックの魅力を、ぜひお楽しみください。 シガールの形に魅せられて「そんなお行儀の悪い食べ方はや

幸せの秘訣は「好きなものを、好きな時に、好きなだけ」【#私とヨックモック 真野恵里菜さん】

ヨックモック公式noteでは、お菓子を愛する方々によるエッセイ企画「#私とヨックモック」をお届けしています。 今回のゲストは、女優・モデルの真野恵里菜さんです。パートナーであるサッカー選手・柴崎岳さんがスペインのチームに所属することになり、海外生活を送る真野さん。スペインでの暮らしを楽しみつつも、日本のお菓子が恋しくて仕方がないのだとか。そんな彼女のエッセイをお楽しみください。 「自分のお金で買うお菓子」が生きがい子どもの頃から、甘いものが好きでした。でも両親が厳しくて、

スイーツと筋肉と中年女性【#私とヨックモック 犬山紙子さん】

ヨックモック公式noteでは、お菓子を愛する方々によるエッセイ企画「#私とヨックモック」もお届けします。今回のゲストは、イラストエッセイストの犬山紙子さん。「40代になって、自分の体との向き合い方が変わった」という犬山さんのエッセイをお楽しみください。 自分の体の愛し方がわからなかった私41歳、腹筋を割りました。 これまで自分の体のチャームポイントはどこかと考えた時に「何もないなあ」というのが正直なところでした。でも今は「腹筋」と心の底から言えるようになりました。正確にい

私を仕事のプレッシャーから救ってくれた愛しいお菓子【#私とヨックモック 朱野帰子さん】

ヨックモック公式noteでは、お菓子を愛する方々によるエッセイ企画「#私とヨックモック」もお届けします。 今回のゲストは、「シガールが大好き」という小説家の朱野帰子さん。会社勤めを経て小説デビューし、「わたし、定時で帰ります。」など、労働をテーマにした作品を多数執筆されています。会社員時代から、仕事中のおやつの定番はシガールだったという朱野さんのエッセイを、ぜひお楽しみください。 気がつけば、シガールはいつも私のそばに洋菓子ブランド「ヨックモック」のロングセラー商品といえば

私の私による私のためのヨックモック。【#私とヨックモック 小沢あやさん】

ヨックモック公式noteでは、お菓子を愛する方々によるエッセイ企画「#私とヨックモック」もお届けします。初回は、本企画を担当する編集者の小沢あやさんです。普段から自分のためにヨックモックのクッキー缶を購入し、戸棚に常備しているのだとか。 シガールへの愛と、本企画に込めた想いを綴ってもらいました。 ヨックモックは「もらうもの / あげるもの」だったけれど 初めて「自分のため」にヨックモックのシガールを購入したのは、2020年の春のことでした。 10代のうちは、お歳暮などで