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母親とマネジャー、求められることの本質は同じ

小さな子どもがいる母親は、マネジャーに向いているのかもしれない。

そのようなお話を聴くこと、ありませんか?

私は母親ではありますが、マネジャーではありません。

「母親がマネジメントを学び、経験する」

それは、どのような世界が見えるんだろう?と思っていました。

そんななか、最近、参加させてもらっている母親アップデートコミュニティでは「母親 ✗ マネジメント」を研究する会(通称:マネ研)という部活があるということで、私も混ぜていただくことに。

とても嬉しかったです!

▼Lamaさんがマネ研を立ち上げた経緯も素敵♡
『よき母親 and/or よきマネージャーを目指す』

読書会『木を植えた人/男』

母親アップデートコミュニティのマネ研では、書籍『<東京大学の名物ゼミ> 人の気持ちがわかるリーダーになるための教室』で紹介されるブックリストの読書会をされています。

私が参加したのは『木を植えた人/男』という本の回で、著者がゼミの継続や本著を書く最初にきっかけになったという本だとか。(ちょっとあいまい‥)

この本は小説『木を植えた人』絵本『木を植えた男』があり、私は絵本で読みました。(絵本と言ってもずいぶん分厚く文字が多い。)

南仏プロヴァンスの荒れ地に、人知れず木を植えた男がいた。
一日に100個のどんぐりを植え、無事に育つのがその10分の1ほど。
時には苗が全滅することもある。
絶望も、二度の大きな戦争も物ともせず、30年以上に渡る長き年月、ひたすらに自分の仕事に打ち込んだ男のもたらしたものとは?

amazon 本の概要

読書会でのテーマは2つありました。

ずっと続けていること

この本では、まわりで起こる争いごとに参加せず自分のよいと思うことを継続し続けて次世代のために地域を復活させるという世界が見られました。

私は、ずっと同じ仕事をしています。

会社でも同様の方が多いのであまり珍しくはないかな‥と思ったのですが、新卒入社から同じ仕事というひとは私だけでした。

なぜ続けられているのか?

読書会では「エンドユーザーを間近でみるとやめられない‥!」という風に話したのですが改めて実感したのは『家族の笑顔』これが私にとっては働くことの意義なのかも。

家族の笑顔を守ること、それは母親でありマネジャーでもあり、マネ研っぽい解が出てほっとしました。

フォロワーがいて、リーダーとなる

木を植えた人/男は、誰にも知られずにどんぐりを植えていたのではありません。

定期的に様子を見に来るひと、自然の戻った地域に集まった若者たち、他にもいたかもしれません。

そうしたフォロワーがいて、はじめてリーダーとなります。

そのことを理解しているのか、誰がいなくとも整った自宅があり、宿泊したいといえば部屋を準備してくれて、木を植える現場を隠さずにいました。

「このひとと一緒にいると心が落ち着く」と評される情のあるリーダーです。

このようなふるまいは、よき母親でありよきマネジャーにも通じるところがあり、私自身参考にしたいと思いました。

読書がひとの人生を変える

この本、まずは1人で読みました。

それだけでも思うことはいろいろとありましたが、読書会をすると他のひとの違う感想からも学ぶことができてよかったです。

また、この本よかったよ!と共有すると、影響を受けて砂漠へ植林する仕事についているご家族のお話を聴く機会もありました。

すごすぎる‥1冊の本が誰かの人生を変えている‥

私もまた、マネ研の読書会を通じて「母親 ✗ マネジメント」を深め、アップデートできるといいなと思います♡