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yoko hasada
2016年10月23日 22:33
なんだかどうしようもなく苦しくて、何度も何度も顔を覆い隠して、深いため息をついた。どうしてそんなこと言うの、どうしてそんなことするの。そんなことの連続で、愛しきれない主人公と自分が、いつの間にか重なっていることに気がついてしまったりして、また深いため息をついた。私の3メートル上くらいから見下ろすカメラのようなものがあって、他人ではないほどよく客観的な私が、あーだこーだ言ってくれたら、もっと
2016年9月22日 21:26
「あなたがいたから僕がいる」あなたと食べたラーメンや一緒に観た映画、知らなかった音楽とバンド、好きだといってくれた髪型、住んでいた街、夜中の2人乗り。もう引き返せないほど孤悲をしていた。強烈な孤独と戦う、私が私を信じることでしか相手と向き合えなかった。もっと、吐きそうなほど怒鳴り合いたかった、怒りをぶつけて泣き叫べばよかった。もっと、甘えればよかった、わがままを言えばよかった。可愛くなかっ