私のダイエットの歴史①
約10年前、高校生の時に初めてダイエットをした。
160センチ46キロくらいだったと思う。BMIで表しても低体重だが、その頃は周りの女子たちや流行りを見ていてもとにかく華奢なスタイルが良い、という風潮があってダイエットに関する情報はTVなどでも溢れかえっていたし(現在もだけど)、細いタレントや芸能人を見ていると私は自分の体型や体重が気になって仕方なくなるのだった。
『痩せるため』のあらゆるダイエットを試した。
1日の食事がグレープフルーツ1個とか、ケーキ1個とか、170キロカロリーの置き換え食を親にねだって買ってもらったりしてとにかく摂取カロリーを抑えた。
飲むだけで痩せると話題のヘルシア緑茶を1日何本も飲んだり(100パーセント腹痛に見舞われる)、お水はコントレックスを毎日2リットル。細くておしゃれなハーフタレントやモデルたちがこぞって飲んでいた。
ヘルシア緑茶やコントレックスに至っては、痩せたい一心でずっと飲み続けていたので、27歳になった今でも飲みたくないのに自然に手が伸びて買ってしまいます。過激ダイエットの名残を感じますね。
極め付けは、アメリカの超肥満用ダイエットサプリを個人輸入し、1日に1カプセル飲むところを勢い余って2つ摂取!!!するとその日の夜になんとソファから起き上がれなくなったのだ。深い呼吸が出来なくなりまさに虫の息、目の前も霞み、小声しか出せない。『私が死んだら、このサプリを調べて・・・』と遺言を残しつつもなんとか朝を迎えたが、その次の日の夜まで体調不良は続いた。
あの真っ赤なサプリ、思い出すだけで具合が悪い。
こうしてダイエットと言う名の人体実験を繰り返してきた私ですが、流行りの細身体型になれるはずもなく(そもそも太ってもいないのに・・・)、この事件以降、私のダイエットは『痩せる』ことから『健康的な体づくり』にシフトしたのだった。
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