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勝手にチャレンジ1000 0018 さよならつゆ草②
翌日は雨であった。
鍵探しは中断。
そして昨日プライベートで突発的なことがあり、もうnoteも書けないかもと思いつつ、の今日。
またまた1000日の完成が延びてしまったが、気にしないことにして続けることにする。
止めないもん。
本当に1000日後ってどうなっているだろう?状況って、変わるときには一瞬で変わるもの。
そうおもえば1000日後を無事に、文字通り、何事もなく迎えることそのものを目標にしてもいいくらいすごいことだ。
というわけで3日前の庭である。
目の端にはつゆ草の一群れを認めながらも私はとりあえずこの、つまずいた煉瓦の近くから草を刈ることにした。
ほんとに、ぽーん、なのか?ぽとっ、かも知れないし。
まずは少しはなれた草の少ない場所を用意し、手でつかめるほどの草を刈りとってはそこに積む。
草を積む場所はあらかじめなにも落ちてないことを確認。まずそこを調べておかないと刈り取って積んだ草の下敷きになってたりしたら永久に見つからなくなるもんね。
刈った草を振って、草に鍵が混じってないか確認してから積む。
露出した土は手袋をした手でさささぁっと撫でて何もないか確認。
なんだか火事場で証拠を集める科捜研の女のようだ、と思った。
少しずつ進めてこんな感じ。
鍵が見つからないまま、奥はつゆ草エリアだ。
どうしよう。ここまでで見つかってほしかったな。
横からや、葉の影から地表を透かして見た感じでは、ここにはありそうにない。
ぽーん、なら、もっと遠くから探してみようかな。
いや、でも、ここにあるかも。
うーん、さよなら!
鍵はなかった。
その後、左方向かも、と、左側のローズゼラニウムが繁茂してるところも少し剪定してみたが、だんだん暑くなってきた。
夏の草刈りは気を付けなければついつい刈り進んで熱中症になりやすい。
何年か前に一人で炎天下庭の草刈りをして倒れたことがある。あのときの水分をとってもとってもちっともスッとしなくて、涼しくしているのにどんどん気分が悪くなっていく恐怖は何度も味わいたくはない。
きっかけはともかく庭の草刈りができた、ということにしよう。鍵はまだ見つかってないけど。
まさかこの、積み上げた草のなかに混じってはないよね。
汗が滴ってシャツが張り付いて気持ち悪い。頭から湯気がたちそうだ。
草の山をひっくり返してもう一度調べたくなって、未練がましく端っこをちまちまといじってみたが、
いやいや、これ以上は危険だ、という警鐘がなっている。
今日はもうおしまい!
さよなら、つゆ草。
また来年ね。
それにしても、鍵、どこにあるのだろう。