勝手にチャレンジ1000 0069 雨に思う。いつも思ってることだけど。
梅雨末期の長雨。
集中豪雨、は、かなり昔からあったけど昨今の線状降水帯というのはほんとに大変だ。一月分の雨を1日で降らしてしまうとか、激しさが想定外。
想定外を想定する日々になってしまうのが、大きな変化の渦中なのだなーという気がする。
先週は人生で始めて家を離れて避難する準備、までした。
だいたい広島は自然災害が少なくて町中、少なくとも平地に住んでる住民は危機感も薄い。でも、ここは平地だけど、近くに川の河口がある。高潮、満潮と豪雨が重なって川が氾濫したら水浸しになるはず。3年前の豪雨の時は川沿いの高層マンションに住んでる友人に川のようすを知らせてもらったりしたけど、今年は誰に聞くとかでなく、とりあえず避難した方がいいかな?と思った。
熱海の土石流のニュースも衝撃的だったし、
3年前の西日本豪雨で一階が水没して2階で救助を待ちながら何日も暮らしたら友人に、二階に上がって、下のガラスが割れる音がしたから降りようと思ったら、もう階段の真ん中まで水が上がってきてた、という話も頭をよぎったし。
果たして、猫をケージに突っ込み、犬を玄関に待機させ、貴重品やらとりあえずのペット用品をまとめたところで、何となく雨が弱まり、何となく準備の手も緩み、ニュースと外のようすとにらめっこしてるうちに少しずつ空も明るさを取り戻し・・・これは避難はいらないな、という気持ちになった。夫も出勤して行った。
雨と雷に怯えていた犬のジョンさんも脱力して爆睡の午後となった。
このnoteにも季節になったら書いてるけど、雨水、洪水対策に空地、お庭、は役立ってると思う。大きな土石流とか川の叛乱二項かがあるか?といわれると大きなことは言えないけれど、町中にポコポコと空地や小さな森がらあれば地域の防災くらいにはなるのでは?と本気で思う。
今朝もテレビで、大量の雨にマンホールから吹き上げたり、雨は止んでも下水道から町中に水が出る内水氾濫をどう防ぐか、というニュースをしていたけど、下水道に流れ込む水の量を少なくするならアスファルトを少しひっぺがして土を露出させてる土地を作るといいと思う。
庭は小さな小さなダムだ。
我が家はこの界隈では古いうちなので、周囲のかさ上げした家に比べて低くなっててすぐ水がたまるんだけど、すぐに水が引く。
この草たちも小さな葉っぱの先っぽまで満タンに水を吸って溜め込んでいる。
1m以上の深さに掘ってるコンポストを覗くとなかは水が満々とたまってるので、多分草の下の土もしっかり水を含んでいる。
下水に流れずこの庭が保持した水量がどれ程
かはわからないけど、公共の土地に小さな森を作ったり、コンクリートで塞いでない空間を作れば、大きなことには無理かもしれないけど、少々の雨には役に立つのではないかな?と思う。
コンクリートやアスファルトを剥がして地球に深呼吸させてあげたいな。
晴れたときにはみんなで憩えるし、
雨の時の保水量半端ないと、思う。
さて、あれからもう一度、激しい雨とすさまじい雷の日があって、梅雨明けした。
セミも鳴き始めた。
暑い夏がやってくる。