見出し画像

子どもたちはクリエイター

こんにちは! 陽子絵画制作室です。

皆様いかがお過ごしですか?

今日は絵画教室で神戸に来ていました。

絵画教室の生徒さん達の多くは幼児から小学生の皆さんです。

今日は、夏休みの課題の「貯金箱」や、「ポスター」を制作する人が多かったです。

「工作材料になる」と、ためておいたトイレットペーパーの芯、ラップの箱などをここぞとばかり出しました。

貯金箱といっても、子どもたちそれぞれの考えがあるようなので、ためていた材料を子どもたちに見せて選ばせ、自由に作らせました。
 
以前は、工作の本を参考に、しかけ貯金箱の材料を一律に揃え、作り方を細かく指導して作らせたこともありました。

それはそれでよいと思いましたが、子どもたちの発想力、工夫する力を伸ばすには、たとえ出来栄えはよくなくとも、自分で考えて作ったほうがよいのでは思ったのです。

今回、そのようにしてよかったと思いました。

手持ちの箱や材料は限られていましたが、どの生徒さんも、ある材料から選び、ちゃんと貯金箱作品を作っていました。

動物のように足や頭が着いている貯金箱、船のような形の貯金箱など、子どもの発想は自由だと思いました。

お金の投入口、取り出し口など、カッターで切り抜く部分、接着が難しい部分などを手伝ったり、箱むき出しの場合は、色紙や色画用紙を貼ったらとアドバイスした程度です。

学校の課題をする生徒さん以外は、「折り染め」をしました。

折り染めの作り方

まず、薄手の和紙をジャバラに折りたたみ、それをさらに互い違いに二等辺三角形や、正三角形、正方形、長方形などに折りたたみ、輪ゴムでくくります。
小さなボール等の容器に、染料液を水で薄めて数色準備します。
たたんでおいた紙の角や辺を、好みの染料液に数秒浸して染めます。
すぐに輪ゴムを取り、広げて新聞紙の上で乾かします。
乾いた折り染めをうちわの骨にのりで貼って、カラフルなうちわにすることもできます。

実はこの折り染め材料は、一昨年、芸大の同級生のお友達から送っていただいていたもので、染料液や折り方、染め方見本までそろっていて、大変助かりました。

前回の絵画教室では、ありあわせの半紙や、墨や、水彩絵の具でやったのですが、紙が破れたり、絵の具の発色がもう一つだったりでした。

お友達からいただいたセットは全て問題なく出来ました。

今日の生徒さん達の作品です。

絵画教室終了後に、余った染料液があり、私も染めてみました。
(見出しの写真)

やってみると、染めるときにはどんな模様か分からないけれど、広げたときに意外な模様ができていて面白いと感じました。

何かよく観察して描いたり表現するのも楽しいし、偶然できる模様や形を作ってみるのも楽しいなと思いました。

これからも自由なクリエイター達と作品作りをしていきたいと思いました。

帰宅してyoutubeを見る旦那さんをクロッキーしました。

皆様も1日お疲れ様です。

読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?