サギとカモ
こんにちは！陽子絵画制作室です。ここ数日、朝昼は晴れで猛暑、夕方や夜に突然かき曇り大雨という極端に変わりやすい天気が続いています。昨夜もかなり降りましたが、朝はやんでいました。そこで近所の川沿いに朝散歩に出かけました。歩くと走るが半々です。いつもの場所にアオサギが佇んでいました。
コサギもいつも数カ所で見かけます。鳥達にも縄張りがあるのでしょうか。
サルスベリが鮮やかに咲いています。蝉の声はツクツクボウシがよく聞かれるようになりました。
午後は姫路城の前にある「三木美術館」に出かけて企画展示を拝見しました。山下清さんの貼り絵がとても繊細で何度見ても驚嘆します。米粒やゴマ粒みたいな細かい紙が木立の木の茂みや地面に根気よく貼ってあるのです。写真は撮影可の横山大観先生の「三保乃不二」です。余白が美しいと思いました。
午前中は、ムガール帝国時代に描かれたインド細密画「オスの鴨」の模写に取り組みました。今日は背景の木々の茂みや、手前の地面の濃淡を描き込みました。背景の描き込みをしていると、インドの乾季の乾いた山々の様子が思い出されます。背景が進んできたので、そろそろ中央の鴨の描き込みに取りかかろうと思います。細密画を描いているとインドにいるような気分になります。読んでいただきありがとうございました。