NPO1年生、まちのおやこテーブルのヨーコです。任意団体をNPO化して4ヶ月が経ちました。 そもそも、法人形態としてNPOを選んだ理由は、「進路決め(法人形態)〜どんな事業を誰とするか次第」に書いた通り、他の人から見た時の分かりやすさでした。 4ヶ月経った今、NPO化したことで感じている任意団体の時からの変化を書いてみます。 1 はじめましてさんの協力を得やすい NPOということで「何か社会にいいことをやっている活動をしている人」というイメージを持ってもらえて、入り口
NPO1年生のまちのおやこテーブルです。会社仕事の傍で二足のわらじで地域コミュニティ活動を始めて8年目。2021年12月6日づけで法人登記され、正式にNPO法人になりました! でも、、、NPO法人の認証申請から登記まで何度もやり直しがありバタバタでした。もう自分が同じ手続きをすることはないですが、先に知っておきたかったことをまとめてみました。 ・専門家に頼むほどの規模ではないから自分で申請したい ・繁忙期などで忙しく、手続きのための手戻りしている暇なし! という方には、少
NPO法人1年生のヨーコです。最近仕事でもNPOの事業化検討でも気になっているキーワードの一つが「インサイト」です。ご存知ですか? 人が行動しやすくするには会社の仕事では、人が行動しやすくなる環境づくりを考える行動デザインを専門にしています。中心となる問いは「どうすれば人は行動しやすくなるか」です。その時、意思決定プロセスにもとづいて「行動しにくい要因」(ボトルネック)を分析します。目指す行動までのプロセスを分析しますので、カスタマージャーニーに近いかもしれません。 ・認知
NPO1年生、まちのおやこテーブルのヨーコです。正式にはNPO法人設立申請中ですが、形式的な書類修正はありつつも審査は前に進んでいるようなので気持ちはいよいよ1年生。 今日は地域コミュニティ活動の事業化を目指すときに、自分の中でずっとグルグルしていた問いについて考えてみます。それは、活動と事業は何が違うのかということです。 どちらも「団体としてやること」という点で違いはない。まちのおやこの場合は、コアメンバー全員が本業を持ちながらの活動だったこともあり、固定費を極力抱えな
NPO 0年生(申請中)のヨーコです。 NPO(とは限りませんが)が事業を始めるとき、自分の内側、そして仲間(クルー)の内側にあるものをまず見つめ直すのは大切な一歩。別の文脈ですが、ある人が言っていた素敵な言葉を思い出します。「ないもの探しよりも、あるもの探し」。 でも、外の力を借りることで事業が前に進みやすくなることも事実。いわゆるヒト・モノ・カネ・情報とありますが、今回はヒトのお話。 ヒトの力を借りる選択肢ここで言うヒトはいったんNPO内部の設立メンバー(クルー)と
自分たちらしくミッション、ビジョン、バリューを考えるNPOという同じ船に乗る仲間(クルー)とともに何を目指すのか。 背景が異なる人同士が仲間として同じ方向を向いて何かを目指すためには、目指す先、そのために自分たちが何をするのか、何かする・しないときの判断基準を共有しておきたいものです。やはり、企業だけでなくNPOもミッション、ビジョン、バリューを作っておきたい。 よく言われる定義と順番は、MVV(ミッション、ビジョン、バリュー)。こんな感じではないでしょうか。 ・ミッショ
二人からのスタートNPOを作ろう!と決めたけれど、一番ハードルに感じたのは「10人以上の賛同者」を集めること。正式にはNPO「社員(正会員)」を指します。 社員といってもNPOが雇用する人というわけではなく、NPOをともに作り、運営に参加し、方針を決めて活動をともにする人。 活動の趣旨にいいね!と賛同して一緒にやろう!と言ってくれる人が10人も集まらないような活動は、公益的な活動とは言えないでしょ、というわけです。 任意団体のときは主に4人で運営してきました。その運営メ
法人形態をNPOに決めたというのが前回のお話。NPOは設立手続きが面倒という点が人によっては気になるかもしれません。 本業がコンサルタントの自分はお役所向けの報告書や申請書類にある程度慣れていましたが、それでも面倒は面倒。 でも心配するなかれ。最強のガイドブックがあるのです。その名も東京都が発行している『特定非営利活動法人ガイドブック(本編)』。様式の記載例と留意事項が豊富でほぼそのまま使えます! 頭を使わずとりあえず名称や住所を入れ替えて形だけ準備してしまうと、何だか
NPO出願はして「結果待ち」状態なので、出願前を振り返ってみます。今日は法人形態をなぜNPOにしたのか。 選択肢はいろいろ地域づくりから社会づくりへ、という思いは3年ほど前から持っていたのですが、はじめからNPO法人!と決めていたわけではありません。 任意団体からステップアップするときの進路は、株式会社、合同会社、一般社団法人、NPO法人などいろいろあります。そもそも任意団体のままであっても事業をやること自体はできるわけで、法人成りしないという選択肢もあるわけです。どれに
私の願いから誰かの願いに重なった「まちのおやこテーブル」という大人と子どもに出会いと出番がある場を作る活動を始めたのは8年前。 仕事に忙殺され、激混みの通勤列車で会社と家、保育園を往復しながら幼い子どもを育てる暮らし。それでも、、、自分の楽しみを持っていたい!イベント企画が上手な保育園のお母さんに相談して初めて自分で企画した「子連れ忘年会」がはじめの一歩でした。 参加者はなんと60人!思った以上に親子が集まり、大人も子どもも喜んでくれて、自分の願いが他の人の願いにも重なっ