【ビーチと漁港】 南仏セット(Sète)、何度も訪れる理由
今回の夏休みは南仏のセット(Sète 日本語ではセートと表記されることも)に行ってきました。
夏に海に行くと ビーチと街、両方に滞在して楽しむことになってるな、近年は。
今回は写真を多めに載せながら ふり返ります。
ビーチと街 両方の魅力
セットに行くのは今回で4回め。知っている人がいないのに、帰省するような気分で向かいます。コロナ禍で行けなかったり、予約が取れなかったり、3年間行けなかったので 今回はとても楽しみでした。フランス内でこんなに何度も訪れた場所はないので、本当に気に入った場所なのです。
行く度にビーチと港町 両方に泊まります。バスで10分くらいの距離なのですが、ガラっと空気が変わります。ビーチ付近は少し離れた住宅地とビーチ脇の別荘アパルトマンが目立ちます。
南の土地、スペインが混じる
南仏の方に行くと、まず建物の感じが変わります。パリの壁は白が基調だけど、南仏に来るとグリーンやピンク、オレンジとカラフルな色が混じってきます。
パリに住む私にとってはガラッと環境が変わって新鮮です。そして、マルシェに行くとハムなどスペイン食材が増えてスペイン気分が少しプラスされるのも好きなところ。
丘からの眺め
旅では、朝ひとりで散歩することを日課としています。毎朝いろんなところを通ります。特に港町を散歩するのは楽しいです。港から町を眺めるのと、町から港を眺める、そして セットは港から近いところが丘になっているので、小高い丘から港が望めます。ここからの風景がとても気に入っています。
セットの何が好きかというと、この丘から港が眺められるのが私にはポイント高いです。想えば日本でも尾道や長崎、丘から港や造船所が眺められる風景が好きなんですよね。
港町が好き
セットは同じ南仏でもマルセイユやニースと違って観光客がそう多くないのがいいです。とは言え観光客向けのレストランが軒を連ねるエリアはあるのですが。昼のマルシェ付近や、運河脇のレストランがある通りは人でごった返しています。
港町が好きなのは ビーチはどこに行ってもそんなに景色が変わらない気がしてしまうのですが、港町は土地によって雰囲気が変わるからかなーと思います。
セットの中心地は人が多いけど ビーチは人がぐっと減って、国外から来る人は少ないです。ローカル色が濃くなります。
ビーチ界隈では特にパリには多いアフリカ系、アラブ系、アジア系の人を見ることがとても少なくて、私たちは目立ってただろうな。
アクセスが良い
セットはパリからだとニースほど遠くないし、飛行機に乗らなくても夏は直通のTGVがあって便利です(ニースだと飛行機で行く人が多そう)。街とビーチがSNCF(国鉄)の駅からそう遠くなく、バスが頻繁にあるのもいいところ。
また行く場所
お見せしたい写真はまだまだいっぱいあるのですが、この辺にしておきます。
4回も行ってるから、また行くだろうな。土地勘も得て動きやすいです。地元に帰るような気分でまた楽しみたい場所。
すっかりリフレッシュできて、「また1年間 ヴァカンスを過ごすための日々が始まるな」、フランスの人のようなことをつい思ってしまう夏の終わりです。
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