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オーブの謎を追う -第四回- 新たに分かったこと



はじめに


初めてオーブ撮影してからおよそ一か月ほどが経ちました。

この期間、日によってバラつきはあるものの、オーブが映らなかったことは、まだ一度もありません。
それどころか、毎回新たな発見があります(小さいものですが)。

オーブの正体について考察するための初期段階として、まずは虫や埃、その他の可能性について、なるべく一つずつ可能性を排除していくことが肝要だと思っています。というのも、今まで以上にオーブかどうかの判断基準を厳しくする必要があると感じているからです。

その理由は、自分自身の目が慣れてきたことや、現象の質が常に想像を超えてくるため、判定基準が高くなっていることもあります。

さらに、その他の理由についても、これからお話ししたいと思います。


【新たに分かったこと①-1】
~カメラの仕様による可能性について~


オーブの撮影方法についてはすでに第二回で解説しましたが、それはあくまで研究家たちが導き出した傾向に基づくものでした。実際に自分で撮影してみると、やはり新たに感じたことがいくつもあります。


まず、虫や埃の可能性を考える前に、カメラの仕様によるものである可能性について考えておく必要があると思います。

ただ、この手の検証というのは、ある特定の傾向を導き出すまでに、延々とテストを繰り返す必要があるので、専門家でもない私がおいそれとできることではないのも事実です。まあ、できる範囲でやっていこうと思っています。


普段はiPhone15のカメラを使用していますが、こちらのカメラにも、撮影に関して特定の傾向があります。それは、広角モードでしかほとんどオーブが映らないことです。

ズーム機能が三段階(ズーム・通常・広角)あるのですが、これまで、ズームおよび通常モードではほとんどオーブを捉えることができませんでした。薄いぼやけた状態では何度か撮れましたが、埃と区別のつかない代物なのでノーカウントとしています。

公開した動画に収録されている映像も、すべて広角モードで撮影されています。

この傾向が何を意味するかについては、カメラの専門家の意見を参考にする必要があると思っていますが、少なくとも私としては、この事実がある限り、オーブ現象が『カメラの仕様によるもの』である可能性について考慮すべきだと考えています(ただし、可能性としてはかなり低いと考えていますが)。

まあ、素人なりに考えを巡らせるなら、広角というくらいなので、広範囲の光が捉えやすくなるわけで、オーブだけでなく、様々なものが映り込みやすくなるのは必然的な結果かなとも思います。

この点については、今後は可能な範囲で、専門的知識のある人に伺うなどして、考察を深めていければと思っています。


【新たに分かったこと①-2】
~カメラを替えてのテスト~


また、カメラの仕様によるものである可能性を探る目的で、普段使っているカメラとは異なる数種類のカメラでもテストを行いました。

・iPhone11
→iPhone 15よりも少し古いモデルです。こちらは広角レンズとフラッシュが使えるためか、いつも通りオーブの撮影ができました。

・安価のデジカメ
→電気店で赤外線チェックの後購入。いざ家で撮影となったとき、広角モードが付いていないことに気付きました、、。案の定、ほとんどオーブは映りませんでした。

・防犯用の暗視カメラ
留守中のペットの監視用に購入していたカメラでテストを行いました。数回試しましたが、毎回オーブ(らしきもの)が撮影できました。ただし、フラッシュが使えないためか、映るオーブの数はかなり少なかったです。


【新たに分かったこと②】
~光の量について~


それから、光の量とオーブ出現との関連性を探ることも重要だと考えます。

オーブが「フラッシュの光に誘発されて発光している可能性」については、第一回でも言及している通り、研究家らの実験結果などから考えても、その可能性は高いと思っています。

それを踏まえて、光の量が多いほど好条件なのか、あるいは適切な光の量というものが存在するのか、その辺りを調べたいと思いました。
この実験のために、明るさを何段階かに調節できるLEDライトを購入しました。

明るさが5段階選択できるLEDライト


こちらのLEDライトの光の量は5段階あり、3でiPhoneのフラッシュと同等の明るさです。

結論としては、何度か行った実験では、光の量によってオーブの量が増えることはありませんでした。
むしろ、光の量を短時間で増減を繰り返しているうちに、オーブの数がどんどん減っていくように感じられることが多かったです。

この実験に関しても、傾向を見つけるには、たくさんのケースを根気よく積み重ねる必要があります。ただ、そのうちに、もし我が家でのオーブ現象が弱くなってしまったら?という一抹の不安もなくはないため、毎回この実験を行うのは現実的ではないと感じています。


【新たに分かったこと③】
~オーブと埃の見分けは思ったより困難?~


このLEDライトで、どこまで埃をオーブっぽく撮影できるかというテストも試みました。

光の量を最大の5にして、ようやく遠く(といっても2m程度先ですが)の埃まで撮影可能になる感じでした。スマホの光は、それに比べるとかなり弱いことになります。
ちなみに、「これは埃だ」と確認する手段は、ライトの前を漂う埃と、カメラのモニターに映る埃(らしき物体)を交互に見比べるという方法ですが、両方同時に確認することができないため、どうしても精度には疑問が残ります。

また、埃を映すには、光が特定の角度で当たる必要があるため、埃がオーブらしく映る角度を探すだけで結構大変であることが分かりました。

しかし、映り方の特徴が少しずつ分かってきた一方で、オーブと埃の見分けが想像以上に困難だということも分かってきました。

例えばこれまで、動きが異常に速いものは全てオーブだと認識していましたが、レンズに極めて近い埃も同様に、かなりの速さで記録されることが分かりました。
さらに、ピント次第では、埃がはっきりと物体として映る場合もあれば、まるでオーブのように半透明に映ることも確認できました。つまり埃の映り方にも様々なバリエーションが存在するということです。

これらの事実を踏まえて、オーブと埃の見分けはかなり困難だと言わざるを得ないと、認識を新たにしました。

結果として、埃かオーブかの判定が厳しくなったという意味では収穫でした。

以上のことから、私としては、今後は虫や埃などの自然現象には到底見えない形状や動きをしたオーブをなるべく多く捉えて紹介することが最重要だと、あらためて感じました。


【新たに分かったこと④】
~UFOと政治さんの観察した現象との類似性について~


第一回で紹介させていただいた『ORB オーブ撮影日記』の運営者であるUFOと政治さんですが、今もなお精力的に観察および発信を継続されており、興味深いオーブ現象を捉え続けています。

Xでも度々情報交換をさせていただいていますが、そのUFOと政治さんが捉えた現象と、私が捉えている現象には類似性が見て取れます。というより、UFOと政治さんが歩んだ道を、私が追いかけている状態といったほうが正確かもしれません。

例えば、つがい、色つき、リズミカルな動きや様々な異形のものなど。
UFOと政治さんに先に現象が起こり、それに続いて私にも似たような現象が起こるという流れです。

まるで、二人が同じ仮想空間を共有するネットゲームをダウンロードしてプレイしているかのような錯覚に陥りそうになります。

このことが何を意味するかは、今はまだはっきりとしたことは言えません。
可能性としては様々なことが考えられます。
例えば、UFOと政治さんの現象を私が目にしたことで、無意識にそのイメージをオーブに投影してしまっているのかもしれません。ただし、これにはオーブ現象が撮影者の意識と何らかの関連があるという仮定が必要になります。現状では、それについても、確定的なことは言えないというのが私の見解です。

【新たに分かったこと⑤】
~撮影者の意識との関連性を探る~


また、UFOと政治さんは、「オーブ現象は誰でも撮影可能な現象」で「霊感や超能力とは関係のない現象」だとおっしゃっています。
これについては、私としては「今はどちらとも言えない」という立場です。

ややこしいのは、自分だけのことで言えば、この一年、霊感を高めるための努力をしてしまっているので、「どこにでもいる普通の人間」と言っていいか微妙なところです。

また、オーブとの交信が可能だとして、それが撮影者の意識と関係のあるものならば、意識を自由にコントロールできる人のほうが、よりスムーズに交信ができる可能性が高いはずです。

言い換えるなら、先天的な能力は不要だとしても、後天的な努力次第で交信の精度を上げられる可能性はあるのではないか、ということです。


その仮説を基に、霊感が私よりも遥かに強い妻にお願いして、実験に協力してもらいました。

リクエストは「青くて大きなオーブ」を出して欲しいというものです。
方法はシンプルで、カメラの後方で妻に瞑想状態になってもらい、リクエストしたオーブを強くイメージしてもらいながら撮影しました。私は少し離れたところでモニターをチェックしていました(イメージ図参照)。

イメージ図



三日間、計3回のセッション、撮影時間は一回5分~7分程度です。

一回目は、大きくはないですが、青白いオーブが出現しました。緑系は何度もありましたが、青系のオーブが現れたのは初めてでした。
二回目では、これまでで最も大きなサイズのオーブが出現しました。残念ながら色は白でしたが(惜しい)。
三回目も青白いものが出ました。その他にも、ピンクや青に変化する虹色っぽいオーブが出たりしました。

残念ながら、私が想像したような青くて大きなオーブまではあと一歩でしたが、全体的に見たことのない色や形のものがたくさん出ました。また、傾向として、点滅の激しいものが多く現れました。

結果として、三回のセッションにしては、かなり良い結果が出たと感じています。

この実験は今後も度々行っていこうと思います。


おわりに


前回までに比べると、オーブに対する私のスタンスが、やや冷静というか、多少懐疑的になったように感じられるかもしれません。
実際、そうした面は確かにありますが、根底にある考え方は特に変わっていません。

これは直感もありますが、常に疑念を抱いて撮影に臨むと、現象が弱くなると感じています。
なので、今後も基本的にはオープンマインド(全肯定モード)で撮影に挑みつつ、素材を選ぶ際には冷静かつ厳しい視点で判断していこうと思っています。


オーブを撮影して公開することの意義は、正体不明なもの(恐らく現状の科学の外側にあるもの)が存在する様を、映像を通して「客観的な体験」として伝えることができる点だと思います。

例えば、怪談やスピリチュアルの体験談などは、どれほど興味深い話でも、その性質上「主観的体験」にとどまることが多いです。
その点、映像として記録を残せるオーブ現象は、特別なものだと感じます。


とはいえ、視聴者側にはそれが本物かどうか確認する術がないため、客観的な証拠にはならないことも理解しています。

視聴者の中には、UFOと政治さんと私が共謀してヤラセ動画を作っていると考える人もいるかもしれません。
今後、もしさらに多くの人々に注目されることになれば、必ずそんな意見も飛び交うことでしょう。

一方で、オーブ現象が今後それほど多くの人の関心を引くことはないだろうなぁと思う自分もいます。
なぜなら、多くの人が好むような「物語性」に乏しいからです。
ただ正体不明の光球が映っている→「だから何なんだ?」と思う人も多いでしょう。
例えば、オーブは人魂や精霊であるとか、神の祝福を受けたものだと謳って紹介すれば(もちろん、それらを否定する気はありませんが)、もう少し閲覧数を稼げるかもしれません。
ですが、現段階では、無理に『物語性』を持たせることは、かえって現象そのものを見誤ることにつながると考えています。


私がオーブ撮影をしていて強く感じるのは、これは心霊というよりも、むしろ科学に近いものだろうという感覚です。もちろん、それを説明できる言葉が存在しない限りは、依然として超常現象であることに変わりはないのですが。



ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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