「龍神雲」を見た話
これは先日、某神社（A神社としておきます）でお祓いをしてもらったあと、境内を出た瞬間に見上げた空に現れた龍の形の雲、「龍神雲」です。
そう聞いて、恐らく「馬鹿馬鹿しい」と笑ってしまった方もいるかと思います。
今回は、私がなぜそんな荒唐無稽なことを思うに至ったか、その経緯について書いてみたいと思います。
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まず、少し前に、以下の動画がYouTubeのおすすめに出てきたので観たのですが、これがとても面白かったのです。
甲府事件といえば、日本の三大UFO事件の一つとして広く知られており、ご存じの方も多いと思います。私もざっくりとは知っていたのですが、当事者が今も情報発信していることはこの動画で知りました。
動画の通り、当事者Yさんは事件後も頻繁にUFOを目撃しており、また、ある時から神社に強く惹かれるようになったそうです。
中でも特別な場所と語る金櫻神社が、龍神にまつわる場所であることと、参拝の度にUFOを目撃することなどから、だんだんとUFOと龍神の関係性について考えるようになったそうです。
この動画の中でも、雲の形がUFOに見えたり、龍の頭に見えたりすると紹介されています。
この「龍神雲」、特にスピリチュアル界隈では専ら縁起の良いものとして、たびたび取り上げられます。
かつて、某元大相撲力士がハマっていた宗教も龍神にまつわるものだったりして、個人的に、いささか胡散臭いイメージがありました。
しかしながら、先述の動画を観てすっかり影響された私は、「そういうこともあるのかもな～」くらいに考えていました。
そして、ふと自分の生まれ育った土地にも龍の伝説があることを思い出しました。
そこから芋づる式に、これまで訪れたことのあるパワースポットで、特にお気に入りだった場所が、龍にまつわる神社やお寺であったことも思い出し、次第に「龍」に対する親近感が湧いてきました。
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そんな中、あるネットニュースが報じられました。
私が最近、特にお世話になっていたA神社に隣接する野球場で、高校野球の試合中の上空に、UFO型の雲が現れたというニュースです。
まあどこか”東スポ”を彷彿とさせるニュースですが、確かにUFOのように見える雲（に見える何か）の写真が紹介されていました。
そして、そのA神社について改めて調べたところ、やはり龍にまつわる伝説がありました。龍神とUFOの不思議な符号が起こった形になりました。
そんな折、家族に不運が続いていたことや、交通事故に巻き込まれたりしたこともあり（特に大きな怪我はありませんでしたが）、そのA神社でお祓いをしてもらおうということになりました。
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お祓いの最中も、不思議なことがありました。
この日同行していた妻は、いわゆる霊感の強いタイプなのですが、最近、あるスピリチュアルな体験をしたそうで、それ以降、それまで以上に霊的な感覚が敏感になったそうです。
妻曰く、それは「神さま的な存在に近づけた気がする」ということでした（活字にするとだいぶヤバイですね）。
しかしながら、その体験自体はとても多幸感のあるものだったそうです。私は羨ましい気持ちもあり、その恩恵を少しでも授かろうと、日課にしている瞑想方法にフィードバックするためにアドバイスをもらっていました。
それは簡単に言うと、「意識を広げる」際の意識の持ち方についてです。
先日も、その方法で瞑想中、別部屋で飼い猫がトイレの砂を掘る音を聴きながら、わけもなく涙が溢れてきたことがありました。念のために言っておきますが、猫のウンチに特別な思い入れがあったわけではありません。
感覚の話なので、言語化が難しいのですが、最初は聴覚を頼りに、だんだんと感受する領域を広げていく感じです。妻のレベルになると、調子のいいときは、街中で目を瞑っていても、どんな人がそこに何人いるか、というようなことが分かることがあるそうです。
この日も、朝に20分、お祓いの直前に10分程度、瞑想をして準備していました。そして、お祓い中にも瞑想の感覚を思い出して目を閉じていました。すると、不意に涙が溢れました。
この時私は、全く悲しいことなど考えていません。むしろ、宮司さんの声が予想以上に高く癖が強かったので、必死に笑いをこらえていたほどです。
順序でいえば、先に涙が溢れて、意識が「あれ？なんで自分は泣いてるんだ？」とあとから気付くといった感じです。
お祓いが終わり、妻を見ると、お祓いの最中は気付かなかったのですが、妻は号泣していました。理由を聞くと「神さまに会えた気がするから」とのこと。ただ、やはり、宮司さんの祝詞の読み上げの際は、笑いをこらえていたと言っていました。
私の涙が溢れた理由として、例えば妻の感情が無意識のうちに私に伝わった可能性も考えられます。しかし、先に述べたように、私が妻が泣いていることを知ったのはお祓いが終わったあとでしたし、意識するより先に涙が溢れていました。ではそのとき、私と妻の間を往来していた目に見えないものは何なのか、、。
感情なんてそういうものだと言われそうですが、私はこのあたりに、心霊現象を解明するためのヒントが潜んでいるようにも思うのです。
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そんなことがあり、「そういうこともあるのかもね～」などと話しながら境内を出た瞬間に、見上げた空に出ていた雲が冒頭の雲です。
写真の通り、青い空にいくつかの塊だけがぽっかり浮いていて、写真を数枚撮り終える頃にはすでに散り散りに変形してしまいました。
まあ、鴨の親子のようにも見えなくはないですが、このニョロっとした感じは恐らく龍や蛇の類だと思うのですが、いかがでしょうか。
この時は気持ちも少し高揚していたためか、「龍だ！」と強く感じ、シャッターを押していました。
その直後、公園内を歩いている時にもそれらしき雲が現れました。
そのあと、ついでにUFOも見れるのではと思い、一時間ほど観察していましたが、残念ながら今回はUFOには出会えませんでした。
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数日後、最近身の回りで不思議なことが増えているので、「ばけたん」を持っていたら楽しいのではと思い立ち、内蔵されている石がラピスラズリであることに惹かれ、「ばけたん」の「空（くう）」を注文しました。
基本ラインナップは4種類あり、それぞれのボディカラーが四神（青龍・朱雀・白虎・玄武）を表していると後で知ったのですが、「空（くう）」は龍神の青色であることを知り、再度の偶然の一致に驚かされました。
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やや長くなってしまいましたが、こうした現象は、写真だけでは殆ど価値はないと個人的には思っています。
UFO現象などもそうですが、前後の文脈（シンクロニシティ現象がどのように連鎖したかなど）を含めて伝えることが特に重要だと思っています。
そして、シンクロニシティ現象というのは、現実社会の常識からすれば取るに足らない、無価値に見える出来事が連鎖して、奇妙で非現実的な状況を演出する傾向があるように思います。
これはあくまで私の直感ですが、既成概念を捨て、そのグルーヴに身を任せることこそが、神秘体験を引き寄せる鍵ではないかと感じています。
また、不思議なことがあったら、記事にしたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました！
※「ばけたん」…ばけたん(BAKETAN)。おばけ探知機 “ゴーストレーダー” をキーホルダー用に超小型化したおばけ探知機。原理は、乱数発生により周辺空間のエネルギーの変化などを計測して”おばけ”の検出をするというもの。ちなみにメーカーによると、四神の色になっているのはコンセプトではなく偶然なのだそうです。
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