日本人は、始まる時間にはうるさいが、終わる時間は気にしない
最近、仕事をしてて感じるのが、時間に対する価値観である。
始まる時間には、1分でも遅れたらダメと言われるが、終わる時間に関しては、何も言われない。
17時に終わるとして、5分遅れて終わったとしても、何も言わない。
1番印象に残っているのが、昼休みである。
12時になるまで、休憩してはいけないと言われる。
逆に、13時までには、仕事ができる状態でいろと言われる。
これでは、1時間休憩できるとは言い難い。
12時を過ぎてから動き出せる訳だし、13時前までに戻ってこないといけない訳なので、タイムラグが生じる。
昼休みの前後5分を仕事の準備や片付けに使う時間として設けることも、有りではある。
これは、世の中にある当たり前の考え方であるが、私は疑問に思う。
時間厳守と言っているのに、終わる時間は守らない。
確かに、相手を待たせるのは失礼ではあると思うが、その相手に次の予定がある場合、時間内に終わらせないのも失礼に値する。
だから、私が言いたいのは、遅れてもいいだろということではなく、始まりを気にするのであれば、終わりも気にしろということである。
世の中では、始まる時間>終わる時間という考え方であるかもしれないが、私は始まる時間=終わる時間という考え方である。
ここまで自身の愚痴みたいになってしまったが、このことに派生して、時間労働制は、非常に非効率であると感じる。
1日8時間仕事をしなければいけないし、休憩しようとしても、この時間も給料が出ているんだぞと言われる。
そもそも、人間の集中力がそんなに長く続くはずもない。
私は、仕事をこなすことを条件とすれば、ある程度フレキシブルな働き方の方が効率も良いし、生産性も上がると思う。
何時から何時まで仕事をするのではなく、自分自身が働き始めたい時間から始めれば良いと思う。
もちろん、会議など他者との決まった予定に関しては、自分自身の勝手で仕事はできないが、個人でできる仕事に関しては、期日までに終わらせれば、いつでも良いだろう。
時間や場所に関しても、選択肢が複数ある働き方が、仕事をする上で今後重要になってくるだろう。
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