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愛する友よ B’z ミエナイチカラ

(途中で曲終わるとか公式ケチくさい…)

10年前に信愛なる友を亡くしました。その彼が、大好きだったのがB’z。

「iPod買ったんだけど、スクロールしても全部B’zで埋まってて.....」

って言ってたのを思い出して、今でも笑える。

私が失恋した時には「泣いて泣いて泣き止んだら」

というB’zの曲を贈ってくれた。めちゃくちゃいい奴だった。

あまりにも突然だった。

数か月ぶりに会ったその日の夜に、事故にあって意識不明だ、という連絡を友人から受けた。

約2週間ほど、生死をさまよった。

その間、不思議なことに、彼が何度も私の夢に現れた。

夢の中で彼は、この状況を受け入れられない様子だった。

私もそうだった。漠然と感じた。

もう戻ってこられないかもしれない。

信じたくなかった。何とか出来ないかって思った。

ただジタバタするしかなかった。

はたからみたら頭おかしい人間だったと思う。

でも、結局それは現実になってしまった。

彼が天国に旅立った後も、幾度となく彼を思い出した。

メンタルの弱い人間にとって、とても大きな出来事だった。

若かった。折り合いなんて付くわけがなかった。

落ち込むことがある度に、ずるずると彼を思い出しては更に落ち込んだ。

でも、彼のこと、好きだったのかな?って思うと、何かずっとしっくりこなくて。この感覚は何だろう?ってずっと思っていた。

双子の兄妹、っていう感覚が、しっくりくる、かな?

何度も満月の夜に、彼に手紙を書いて、燃やした。馬鹿みたいに。

そんなある日、ふっとラジオで流れてきたB’zの「ミエナイチカラ」。

「愛する友の言葉を、僕は忘れない」という歌詞。

愛する友。その言葉が私の中で、とてもしっくり来た。

異性に、ひとりの人間として、「愛してる」って言葉を使ってもってもいいんだって。

やっと自分に許せた気がした。

私が彼に、抱いている気持ちはまさにこの曲に詰まっていた。

離れていても、つながっている。

みえないけれど、いつもそばで見守ってくれている。

この曲、届けてくれたって思っていいよね。

ありがとう、愛する友よ。

今の私は、もう落ち込むことも少ないよ。

もうちょっと私はこの地球を楽しみます('ω')ノ

B’zが何十年も日本国民に愛されてる理由が、わかりました。

ごめんなさい。愛する友よ。

最後にちょっとディスる、そういうトコな。('ω')ノ

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