副業人材の上手な利用法
こんばんは。弁護士の檜山洋子です。
つい10年くらい前までは、ちゃんとしたホームページを作ろうと思ったら、えらく高いお金を払って業者に依頼しなければ無理でした。
ところが、社労士、税理士、マーケッターと共に立ち上げたおおさか中小企業経済センターでホームページやリーフレットを作成しようとしたところ、かなり安い金額で請け負ってくれる個人事業主を見つけてしまいました。
世の中には、素晴らしいスキルを持った人が仕事を探しているんですね~
多分、このnoteでもたくさんの芸達者さんたちがしのぎを削っているんでしょうね。
その中には、正社員として働きながら、副業として得意分野で儲けているという方もいらっしゃるように思います。
日本の会社は、これまでは年功序列の終身雇用の形態を取るところが多かったのですが、最近では働き方が多様になり、会社の側も副業を積極的に認めてスキルアップをさせようとするところが増えてきました。
リスキリング、という、どこで切れば良いのか一瞬わからない言葉まででできて(最初は、「リス」「キリング」と分けて読んでしまって、「こ、こ、殺す・・・?」とビビったもんです)、働く人たちの能力開発に重点を置いた取組みが推奨されています。
中小企業にとってみれば、パートタイムで素晴らしいスキルを安価に提供してくれる副業人材を有効活用することで、人材不足、資金不足の問題を解決することができます。
先日、日経新聞で、大阪や京都の中小企業で副業人材の活用が活発になっているという記事が出ていました。
「新規事業開発、電子商取引(EC)サイト構築、マーケティング、人事・賃金制度の見直し、業務のデジタル化などの課題解決に大企業の専門人材の力を借りている」のだそうです。
そして、この人材の活用が中小企業の業務改善を底上げし、それが地域再生につながるということで、地方自治体や地域金融機関も活用支援に動き出しているというのです。
もし、まだ副業人材の活用ができていない会社があれば、ぜひこのような人材の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、顧問弁護士の活用も、外部人材の活用としては大変お勧めです。