2023年9月タイ旅行記⑥〜タイローカルグルメ特集
横浜の英語・タイ語講師 佐野なおこです。
神奈川県横浜市海沿いの教室で、大人初心者の方に人対人の英会話、タイ語会話を教えています。
2023年9月、タイ旅行をしてきました。今回は「ローカルグルメ」の特集です。
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日本国内でもタイ料理が一般的になりつつあります。しかし、国内で満足せずにぜひ現地で召し上がってください。
現地のタイ料理は、ハーブやスパイス、野菜、タイ米などの全ての食材において、香りが違います。豊かなのです。
そして、意外に辛くないタイ料理もあります。
旅行期間中オールタイ料理ですごしました。
気になる章をクリックしてご覧ください。
1. カーォカームー ข้าวขาหมู
カーォカームーは、醤油や砂糖、シナモンや八角などのスパイスで煮込んだ豚足を切ってごはんの上にかけたものです。
辛くないので、辛いのが苦手な方でも安心して食べられます。
バンコクからナコーンラーチャシーマー県(通称コラート)に向かう際、北バスターミナルから行きました。
ターミナルでバス待ちの間、朝ごはんとしていただきました。
2. タイスキ สุกี้
タイスキ、すなわち「タイのスキヤキ」です。鍋料理で、透明の出汁に野菜や魚のすり身、豆腐などを入れ、ピリ辛のたれにつけて食べます。
こちらもタレはピリ辛ですが、出汁は全く辛くありません。
ナコーンラーチャシーマーに着き、ショッピングモール「Terminal21 Korat」MKスキでランチをいただきました。
MKスキのタレのファンである私は、もちろんタレをお土産にしました。
MKスキはタイスキのチェーン店です。
日本にも新宿と九州に多数店舗があります。
3. イエンターフォー เย็นตาโฟ
イエンターフォーは、豆腐を紅麹で発酵させた紅腐乳に魚のすり身などを入れた麺料理です。
写真のように、赤ピンクのスープに麺や具が入ってます。辛くないです。
イエンターフォーは、ナコーンラーチャシーマ県のピマーイにていただきました。
ちなみに、クェイティアオは米麺、センヤイはきしめんのように太い麺です。
タイで麺料理を食べるときは、麺の種類、太さを選ぶ必要があります。
濃い味や辛い味が欲しい場合は、4種の調味料(ナムプラー、唐辛子入り酢、乾燥粉唐辛子、砂糖)がテーブルに必ずあるので調整できます。
4.パートンコー ปาท่องโก๋
ピマーイでの早朝散歩していたら、地元の方がフラーッと話しかけてきて「あそこで売ってるよ」の言葉につられました。
パートンコーは中国式の揚げパン、タイ定番の朝食です。
淡白な味が元々大好きなので嬉しかったです。
5.カーォトム ข้าวต้ม
ピマーイで泊まったホテルでは、朝食サービスがありました。
パートンコーと豆乳だけでは、ピマーイ歴史公園の遺跡巡りにパワーが出ないため、いただきました。
それがこのカーォトム、豚肉の団子がたくさん入っています。
これも4種の調味料(ナムプラー、唐辛子入り酢、乾燥粉唐辛子、砂糖)で味変できます。
6.クェイティアオセンレック ก๋วยเตี๋ยวเส้นเล็ก
午前中ピマーイ歴史公園を散策した後、小腹を満たすためにいただきました。
タイ旅行中は色々食べたいので、バイキングなどで一食あたりの量をボリューミーにせず、【ちょい食べ】をやります。
これも4種の調味料(ナムプラー、唐辛子入り酢、乾燥粉唐辛子、砂糖)で味変できます。
7.ソムタム สัมตำ
ムーデー(ト)ディアォหมูแดดเดียว
カーォニャァォข้าวเหนยว
ピマーイ歴史公園の後、「サイガーム」というガジュマルが広がる公園に行き、そこの食堂でまたまた軽食をいただきました。
ソムタムは日本人の間でも有名な青パパイヤの辛いサラダ。ムーデー(ト)は、干した豚肉を素揚げしたもの。これらに合うのはカーォニャァォ(もち米)です。
これらの料理はタイ東北地方の代表料理。今回訪れたナコーンラーチャシーマー県ピマーイも東北地方です。
本場の味はもう最高でした。
特にソムタム。新鮮なレモンの実も入れているため香り高く、今までで最高でした。
8.カーォマンガイ ข้าวมันไก่
サイガームに行った夜は、ピマーイのナイトマーケットでカーォマンガイをテイクアウトしました。
カーォマンガイは、鶏肉が乗ったごはんです。ごはんを鶏肉の出汁で炊いているため、油がしっかり染みていますがうまさには変えられません。
ピマーイのナイトマーケットはこんな感じです。生鮮食品や惣菜、お菓子をたくさん売っています。
9.クェイティアオ・ラーッナータレー ก๋วยเตี๋ยวราดหน้าทะเล
バンコクに向かう日、ピマーイの街を出てナコーンラーチャシーマー駅に向かいました。
朝早かったのと電車の時間まで余裕があったので、朝ごはんを食べたくて駅周辺をウロウロ。
大好きなクェイティアオ・ラーッナーのお店があり、足が向きました。
クェイティアオは米麺、ラーッナーはあんかけ、そしてタレーとは海のこと。
シーフード入りのあんかけ麺という意味です。
偶然入ったこのお店は、なんとミシュランで星をとっていました。
10.オーリアン โอเลี้ยง
でタイのコーヒーのようなドリンク・オーリアンをいただきました。
これはコーヒーではなく、タマリンドという果実の種を砕いて抽出したものです。コーヒーのような苦味やコクはありません。
タイ人は砂糖をたくさん入れて甘々にしますが、私は「甘くしないでください」とお願いしましたので、まあまあ甘いのは免れました。
11.ナコーンラーチャシーマー駅のお弁当
タイ国鉄のナコーンラーチャシーマー駅では、列車出発前になると売店がオープンします。
バンコクまで4時間の車中を充実させるためにお弁当を買いました。
左: カイチャオ ไข่เจียว
右: ガパオライス ข้าวผัดกะเพรา
中央: ココナッツとお米のお菓子
(名前忘れました)
日本のような美しいパッケージのある駅弁とは違いますが、手作りの味がとても美味しくて車中のランチを楽しめました。
12.ローティサーイマイ โรตีสายไหม
アユタヤ名物のお菓子です。絹の繊維状のような砂糖を、小麦粉の生地にクルクルと包んで食べます。
生地のモチモチ感に砂糖がシャリッと、楽しい食感のお菓子です。
ナコーンラーチャシーマー県からバンコクに向かう国鉄の車中で、アユタヤ駅の手前で売り子さんが入って来て、衝動買いさしました。
13.バンコク・ホテルのタイスタイル朝食 อาหารเช้า
バンコクのホテルは小さいけどとてもきれいでした。朝食はウエスタンとタイスタイルを選べましたが、もちろんタイ!
えかゆ、焼き鳥、タイのお菓子にフルーツと盛りだくさん。
コーヒーも種類があり、滞在中はずっとカプチーノにしました。ふっくらとやさしく、今でも恋しいです。
14.テーンモーパン แตงโมปั่น
日本人にファンが多い、すいかジュースです。タイ語で「テーンモー」は、「すいか」のことです。
暑い中歩き疲れたとき、いつも助けられています。
15.カーォゲーン ข้าวแกง
日本語でよく「ぶっかけ飯」と言っています。
タイのローカル屋台や食堂では、よく銀のバットに入ったおかずが何種類も売られています。
好きなおかずを2〜3種類選んで、ごはんにかけて出してくれます。
値段も安く、おかず2〜3種類で50〜60パーツです。
「ぶっかけ飯」は日本にはなかなかないため、タイではできる限り食べるようにしたいですね。
16.カーォニャァォマムアンข้าวเหนียว
これはタイの定番スイーツ。
熟したマンゴーにもち米を添え、ココナッツミルクをかけて食べます。
タイの高級フルーツ市場・オートーコー市場のマンゴー屋さんでぜひ味わってほしいです。マンゴーがフレッシュです。
オートーコー市場は以下を参照ください。
17.タイのカフェチェーン「after you」、「Amazon」
私がタイに住んでいた20年前と違い、タイには「after you」や「Amazon」のようなカフェがたくさんできています。
これらのチェーン店は商業施設に普通に入っています。タイのチェーンなので、アメリカ系コーヒーチェーンよりも安いです。
詳しくは以下サイトをご覧ください。
ちなみにタイでは、Amazonを「アマゾン」ではなく「アメゾン」と言っていました。
18.カーォパッ(ト)ข้าวผัด
カーォパッ(ト)はチャーハンのことです。タイに来たらぜひ一度チャーハンを食べてみてください。ごはんがパラっとして美味しいです。
豚、チキン、えびなど、具材を選べます。
19.ハラールのタイ料理
バンコク最後の夜は、ちょっと変わってハラールのタイ料理を食べに行きました。
ハラールとは、イスラム法で「許された」ものを表します。料理であれば、イスラム法上食べてもよい料理のことです。
詳しくは業務スーパーさんのわかりやすい解説をどうぞ。
日本でハラール料理というとアラビアやインド料理のイメージがまだまだありますが、タイではハラールのタイ料理屋さんがあります。
タイは仏教国ですがイスラム教の方もいて、一定のエリアに固まって住んでいます。このエリアにハラール料理屋さんが複数あります。
クリアスープはタイ語で「ゲーンヂュー(ト)แกงจืด
上記2つの料理は,他でも食べられる普通のタイ料理ですが、ハラールのせいか体にやさしい味わいでした。
最後、国際交流で締めました。
余談ですが、タイ旅行の際は日本人に見えないように、あまりシュッとしたきれいな格好を避けています。
20.スワンナプーム空港のタイ食堂
帰国の日は朝早かったので、スワンナプーム空港で朝食をとりました。
空港内のカフェやレストランは高いため、1階にある「Magic food point」に行ってタイのストリートフードをいただきました。
ここは旅行者も若干いますが、空港のタイ人職員さんがたくさん利用しています。
そのため、タイ語の方が通じると思います。
ここでもぶっかけ飯。
ここのカプチーノは50バーツ
空港内のカフェは100バーツ、150バーツあたりです。
タイはグルメ天国。
美味しい料理、食べ物との一期一会を楽しんで来てください。
そして、タイ料理の香りも。
それでは、今回はこの辺で失礼します。長々ととしたレポートを最後までお読みいただきありがとうございました。
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