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施策評価

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横浜市における施策評価の取組を発信します。
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【現地レポ】”横浜市が歩む「データ経営」への道”~「データの力で地域活性化Data Literacy for ALL in Yokohama」に登壇!(#施策評価7) 

こんにちは、データ経営課です😀 昨年末に開催された「データの力で地域活性化~Data Literacy for ALL in Yokohama~」にデータ経営課職員が登壇し、横浜市の「データ経営」実現に向けた取組などについてお話しましたので、今回は当日のレポートをお届けします。 ※主催:一般社団法人コード・フォー・ジャパン / 株式会社セールスフォース・ジャパン 横浜市が歩む「データ経営」への道主催者の開催ご挨拶の後、今年度設置された”政策経営局データ経営部データ経営課”

“横浜市が歩む「データ経営」への道”についてお話します! 12/6「データの力で地域活性化~Data Literacy for ALL in Yokohama~」に登壇!(#施策評価6)               

こんにちは、データ経営課です😀 データ経営部公式noteではこれまで、データ経営部の取組を様々ご紹介してきましたが、この度お声がけをいただきまして、「横浜市が歩む『データ経営』への道」と題し、データ経営課長が講演することになりました! 【イベント概要】 「データの力で地域活性化 ~Data Literacy for ALL in Yokohama~」 日時 :2024年12月6日(金)10:00−16:00(二部構成)    ※第一部はオンライン参加可    ※横浜市は第

データドリブンプロジェクト(#施策評価5)

こんにちは、データ経営課です😀 横浜市では今年4月から、施策を単位に、データドリブンプロジェクト(以下、DDP)を立ち上げ、段階的に施策評価を実施しています。DDPで、どのような検討を行っているのか、紹介します。 データドリブン?  データドリブン(Data Driven)は、データに基づいて課題解決や意思決定を行うことを指します。  DDPでは、施策ごとに、施策目的と紐づく事業の整合性などを、ロジックモデルなどのデータを活用して確認・検証します。そして、施策の質を高めな

「データ経営への道」を”見える化”してみた!~グラフィックレポート体験記~(#施策評価4)

こんにちは。横浜市 政策経営局データ経営課 施策評価チームです😀 今回は、私たちが初めて取り組んだ”グラフィックレポート”の体験記をお届けします。 「伝える」から「伝わる」を目指して!私たち施策評価チームは、横浜市における”データ経営”の実現に向けて、「横浜市中期計画2022-2025」に掲げられた施策・事業の「ロジックモデル作成」や「プロジェクト形式での施策の検証」に取り組んでいます。 私たちの取組の中では抽象的な概念を扱う場面も多い上に、「データドリブン」、「施策評価

夏休み🌞 データキッズ大集合(#施策評価3)

こんにちは。施策評価担当です。 8月7日(水)子どもアドベンチャーカレッジ2024にて、「横浜の未来を考えよう!~データを使って都市経営体験~」をテーマにイベント開催し、小学生13人とともに、横浜の未来と予算を考えました。 プログラムは次のとおりです。 参加した子どもたちのミッションは、 横浜市役所の仕事や予算について詳しくなろう データと仲良くなろう 横浜の未来を考えてみよう です。 最初に、リーダーのなかじ(プログラム中は終始ニックネームでよびかけ)が、横浜市

ロジックモデル作成奮闘記(#施策評価2)

 みなさん、こんにちは。施策評価担当です😀  中期計画の施策に紐づく事業約1,300事業について、令和5~6年度にかけて、段階的にロジックモデルを作成しています。173施策中、5年度は81施策を、そして、6年度は残り92施策で実践中です。 ロジックモデルを作成を通じて、「事業の目的を改めて確認」するとともに、「事業の実施効果をどのように検証するか」といったことも考えていきます。この結果を翌年度予算の事業計画に反映し、市民のみなさんの期待に応える施策・事業に取り組みます。  各

100大事業の外部点検!(行イノ#11)

 市税など一般財源を多く活用する上位100事業(以下、100大事業)について、事業評価の一環として、分析や自己点検を進めています。その内容は、「横浜市役所100大事業(行イノ#2)」や、「100事業を自己分析(行イノ#5)」で紹介してきました。これらの分析・自己点検結果を踏まえて、各事業の所管部署による主体的な改善に取り組んでいます。  主体的改善について、別角度からの点検結果をもとに、新たな「気づき」を生み出し、更なる改善へとつなげていけるように、EY新日本有限責任監査法人

Y-ZMD使ってますか?(行イノ#10)

 10月11日に開催された第1回デジタル行財政改革会議で、有識者のお1人が「横浜市財政見える化ダッシュボード」を取り上げてくださいました。  本日は、この財政見える化ダッシュボードを紹介していきます! 会議資料に、Y-ZMD発見! 財政見える化ダッシュボードを取り上げてくださったのは、株式会社マネーフォワードグループ執行役員の瀧俊雄さん。「デジタル行財政改革を通じて、社会をもっと前に」の中で、日本の行政・財政には、デジタル活用による二つの伸びしろがあると言及されています。

歳出改革基本方針8ページを1枚にまとめてみた(行イノ#9)

 9月4日(月)から令和6(2024)年度の予算編成がスタートしました。スタートにあわせて発出する「歳出改革基本方針」には、歳出改革の「基本的な考え方」「6年度予算編成で反映していく歳出改革の取組」「6年度予算編成と連動した執行体制づくり」などが盛り込まれています。  歳出改革基本方針は以下8ページにわたります。  あっ、8ページ分の画像あけて、全部読んでしまいましたか?もしくは途中で断念してしまったでしょうか?  全部読むのも大変なので、ざっくりパワポ1枚にまとめてみまし

公会計・決算統計分析研究会 ✕ 横浜市行政評価(行イノ#8)

 8月25日(金)、公会計・決算統計分析研究会にお邪魔して、横浜市の「財政情報の見える化」と「行政評価の取組」についてお話させていただきました!  研究会では、「地方単独事業(ソフト)」の決算統計を使って、歳出の自治体間比較の分析をしています。参加団体は、札幌市、栗山町、東神楽町、芽室町、小清水町で、北海道大学大学院の先生方が分析をサポートしています。また、北海道庁もオブザーバーとして参加しています。  分析テーマと少し異なりますが、研究会メンバーは財政部門の方々が中心でした

ロジックモデルの作成(行イノ#7)

 施策評価と事業評価の取組を開始してから、早いもので既に2か月。  このうち、施策評価は、はじめての取組です。施策評価を行うにあたり、中期計画(いわゆる基本計画)の政策-施策-事業体系に沿って、施策のアウトカム指標化、そして、施策に紐づく各事業のロジックモデルづくりを事業所管部署にて鋭意実施中です。  今回は、ロジックモデルづくりの様子を報告します。 まずは考えてみる  横浜市では、市が実施する事業ごとに「事業計画書」を作成しています。事業計画書には、ロジックモデルの要素

行政評価、始動!(行イノ#6)

 時代の変化や多様化・複雑化する市民ニーズに最もふさわしい行政サービスを提供し、持続可能な市政を運営していけるようにするための取組の一つとして、施策・事業評価制度を進めています。  そんな評価制度の取組について、これから随時報告していきたい思います!今回は、われわれ評価制度専任チームとタッグを組むEY新日本有限責任監査法人のみなさんとの意見交換の様子を報告します😊 2つの評価 横浜市の行政評価には「施策評価」「事業評価」の2つの種類があります。施策評価は新たに、事業評価はこ

100大事業を自己分析(行イノ#5)

100大事業(一般財源活用額の多い上位100事業)について、事業所管部署による自己分析を行い、1月27日に公表しました。今回は、この自己分析をテーマに説明します。 100大事業を自己分析した趣旨 将来の財政見通しを推計すると、2030年度の収支差(歳入と歳出の差)は▲500億円となり、歳入額に対し、歳出額が500億円多くなると見込まれます。  この収支差を解消するための取組の一つが、100大事業の自己分析です。100大事業の現状や課題等を分析し、分析を踏まえて個々の事業構造

プロマネ(行イノ#4)

行政イノベーション推進室です。今回は、2022年12月末に有志メンバーで実施したプロジェクトマネジメント研修について報告します。 研修開催のきっかけ 「公務員にもプロジェクトマネジメントが必要」 数々の民間企業の経営アドバイスや地方自治体の組織改革に携わっている専門家からのこの助言をきっかけに、プロジェクトマネジメントについて学ぶことにしました。  マネジメント改革こそが働き方改革の中核で、働きやすい環境、働き甲斐のある環境整備はマネジメントによるところが大きいこと、つまり