ヤバい!飼い主と遊ぶより楽しい!このおもちゃ!
リモートワークになったり、コロナによる自粛期間があったり、家族のタイムスケジュールが崩れたことで、犬の問題行動が増えた・・・というご相談を本当にたくさんいただきます。
特に、「仕事に集中したいのに、吠えてしまう」「留守にしている間、ずっと手足をなめてしまって赤くなってしまった」など、飼い主さんと離れている間、一人の時間を過ごしてほしいのに、うまく過ごせなくなっているワンちゃんが多いんです。
そもそも犬は集団で過ごす生き物ですので、きちんとトレーニングをしてあげないと、一人で過ごすのは苦手になってしまうんです。が、忙しくてトレーニングする時間がないという方は、離れて過ごす間「お仕事」を与えるようにしましょう。そこで、活躍するのが知育玩具と呼ばれるものです。今日は私が試してみて、犬が喜んでお仕事してくれた知育玩具をご紹介します。
1.知育玩具とは?
「犬 知育玩具」などをAmazonで検索すると、いろんなおもちゃが出てくると思いますが、たいていはフードが出てくるタイプのものです。犬の動機付けの大部分は食べ物といわれています。単純にボールで遊ばせるのではなく、ご飯が出てくるタイプのおもちゃのほうが犬が長時間遊んでくれるんです。なので、一般的に犬の知育玩具、というと何らかフードがでてくるようなおもちゃのことを指します。
ただし、簡単にフードが出てきてしまっては、すぐ空になって犬が興味を失ってしまいますね。以前コングをご紹介しましたが、もうコングはすぐ食べれちゃうよ、というワンちゃんに試していただきたい、難易度別の知育玩具をご紹介していきます。
1.Easy:コングワブラー
全犬種が対象です。転がしてもすぐに起き上がる、起き上がりこぼしのような動きをします。穴が大きめなので、結構簡単においしいものが出てきます。いつものご飯のときに早食いしちゃうなんてワンちゃんにぴったりですね。
また、底部におもりが入っているので、結構重いです。激しく遊びだすと、ガシガシ壁に当てて大きい音が出ますので、お隣が気になる方は少し注意が必要かもしれません。
上下に分解できるので、フードを詰めるのが簡単で、水洗いできます。
2.Easy:リッチェル ビジーバディ
犬種のサイズによって、使用するサイズを変えるタイプです。さらにこちらはねじると二つのパーツに分かれるのですが、このひねり具合で難易度を変えられるのが良いところ。ぎゅっと固く締めてしまうと、直径1センチくらいの穴しかありません。ですのでフードが出にくくなります。が、これを緩めに締めておくと、大きな目のサイズのフードでもわんちゃんが取り出せます。
さらに舌を入れて舐めるという行動もとれるので、ペースト状のものを薄く塗っておくなんて使い方もできます。
分解して丸洗いできることも、フードの出し入れがしやすいのも飼い主さんにとっては嬉しいポイントです。
3.Middle:コングジャイロ
同じくコング社のジャイロのおもちゃですが、こちらは中型犬まで。大型犬には少し小さいサイズです。
外側のリングはゴムのような素材で犬が咥えやすい素材になっていて、内側の青いボール部分は回転します。ちゃんと出口が下に向かないと、フードが出てこないので、コングワブラーよりちょっと難しいかもしれません。出口部分にも返しがついてるので、そう簡単にはおいしいものがでてこない構造になってます。
青いボール部分はフタが開けられるのでフードを入れやすく、また中まで洗えます。コングワブラーは意外と大きく、重いのですが、こちらは軽量で小型犬でも咥えやすい形です。
4.Difficult:ドギーマン みえる!IQステップボール
こちらは小型犬まで。直径10センチくらいのプラスチックボールです。3つのパーツにわかれて、真ん中の仕切りの部分にも穴がある二重構造です。二個も穴があるので、ただでさえ出しづらいのに、なんと、この真ん中の仕切りの穴は絞りを調整できるんです!一番小さい穴にすると、なかなかフードがでないんですよ。4段階で調整できますので、慣れてきたら徐々に難しくしてみてください。
これまたすべてのパーツが分解できて丸洗いできるので、衛生的です。
5.Difficult:リッチェル ビジーバディ ニンジャスター
犬種にあわせてサイズ展開があります。名前の通り忍者の手裏剣のような形をしていますが、この先のとがったところに2か所穴があります。返しがついており、変則的な動きもするので、なかなかフードがこぼれてこないのです。小さく切ったフードを入れてあげるといいですね。
また、返しはハサミで切って簡単にしてあげることもできます。が一度切ってしまうと、今度は難しくすることができなくなるので、ご注意ください。
他にもいろんな知育玩具がありますので、ぜひワンちゃんが喜ぶおもちゃを探してあげてくださいね!