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横浜ビール「めぐりあい meguriai 」シリーズ『横浜港北フレッシュホップエール』の物語
23年目を迎えた「横浜ビール」は、横浜市内で最も古くからあるローカルビアカンパニーです。ビールを通して、地元の生産者や飲み手の方々との繋がりを大切にしています。更に2022年は『あなたの暮らしにワクワクを』というミッションのもと、沢山のワクワクをお届けしています。
『横浜港北フレッシュホップエール』の始まり
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横浜ビールの「めぐりあい meguriai 」シリーズより『横浜港北フレッシュホップエール』が2022 年9月20日(火)順次出荷開始!
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『横浜港北フレッシュホップエール』は、横浜市港北区「古川原農園」古川原琢さん(以下、古川原さん)が栽培された「カスケード」という品種のホップ*約14kgを収穫から3時間以内に仕込釜に投入する"超"フレッシュホップ製法で醸造したビールです。今年は更に、ホップをより細かく粉砕して成分の抽出を向上させる事で、フレッシュホップの魅力を最大限に活かした「ペールエール」というビアスタイル(種類)で醸造しました。
ホップ*とは?
ビール醸造に欠かせない原料の一つの「ホップ」。見た目は黄緑色をした丸い植物の実です。ホップのこの部分は、手まりのような形の花なので「毬花(まりはな)」と呼ばれています。毬花の中に詰まっている黄色い粒「ルプリン」がビールに豊かな香りと苦味をもたらすのです。
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古川原さんと「横浜ビール」がタッグを組んだのは2017年に醸造した「ヨコハマIPA 」が最初。当時、横浜市内で古川原さんがホップ栽培をされていると知った「横浜ビール」がお誘いしたのが始まりでした。
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ホップ収穫量は当初の2kgから「カスケード」という品種のホップが約14kgにまで増えました(2022年のホップ収穫量)。これは、研究を積み重ねてきた古川原さんによる努力の賜物です。
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ホップ収穫から醸造まで3時間!
ホップ収穫は毎年、手作業で行われ横浜ビールスタッフの他「古川原農園」古川原琢さん、心強いボランティアの皆さま*によって行われています。
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炎天下の中、一つひとつ手作業でホップを収穫が行われる中も「横浜ビール」ではビール醸造も進行中。こうして、ホップ収穫から3時間以内に仕込釜に投入する"超"フレッシュホップ製法は実現するのです。
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無事、袋一杯にホップが収穫され、クーラーボックスで冷やされた状態でいざ醸造所へ。醸造所へ戻ると早速、ホップを手で揉んで細かくする作業を行います。この作業は、ホップの中にある黄色の粒「ルプリン」に含まれた苦味と香りを、完成したビールの特色として最大限活かす為に欠かせない工程です。
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今年は更に、手で揉んだホップをミンサーで粉砕する試みも行われました。これによって、ホップをより細かく粉砕して成分の抽出を向上させる事で“フレッシュホップ感”を最大限に活かします。
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ホップ量も昨年の10kgに比べて14kgに増量し、フレッシュホップが最大限に活かされた『横浜港北フレッシュホップエール』が更なる変化を遂げて今年も完成しました。この機会に是非、お楽しみ下さい!
めぐりあい meguriai
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地元生産者の方々によって作られた貴重な果物や、ビールの副原料となる農作物を使用しています。これらは全て、生産者の方々との信頼関係によって毎年醸造させて頂いている大切なビールです。生産者、土地の魅力を“めぐる季節”の訪れと共に楽しんで頂きたい。そうした想いを一つに「めぐりあい meguriai 」が誕生しました。このビールを通して「人」「土地」「季節」を巡り、素敵な出会いがありますように。
ホップ収穫 ボランティアの皆さま*
Craftbeer Sloth House / スロースハウス
ビアバー ブーシェル Charcuteries BOUCHERE.
Bonsai バル粋
HOP SAIJOさん (ビアジャーナリスト)
ラベルデザイン・イラスト:木村 薫 (14product)
写真・文:工藤葵 (横浜ビール広報・写真家)