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キッチンカービジネスにおいてのデメリット

前回までは、キッチンカーのメリットや楽しさ等々、プラスの面ばかり紹介してきました。でも、現実はそんなに甘くありません(-_-;)

テレビで取り上げられているのを見て、
「キッチンカーは儲かりそう!」とか
「空き時間にクレープとか売りたいなー」とか
思いを抱く方は多いと思います。

でも、実はそんな感じで開業して、採算が取れずにキッチンカー業界から撤退する方も多くいるのです。人から聞いた話ですが、飲食店の閉店率と似たようなレベル、という話もあるんです。。。

飲食店の閉店率は上記の記事内に記載してあります。

キッチンカーの開業を少しでも考えてる方々には、ぜひこの先の記事を熟読して頂きたいです!

これが現実、キッチンカー!!

①出店がなかなかできない!
→後日、キッチンカーの出店方法については、詳しく掘り下げますが、出店場所の確保というのが、実はそもそも難しいです。良いマーケットに出店する、というのが何より一番難しい。。。何とか場所を確保出来たとしても、あんまり人が来ないような場所だったりで、売上を増やすのが出来ないといったケースがよく見られます。

②薄利多売になりがち!
→キッチンカービジネスにおいて、お客様には「アツアツで、ボリュームたっぷりの美味しいお弁当」が求められがちです。(全員がそういうわけでないですが)
そもそも、キッチンカーのライバルは同業者だけでなく、「コンビニ弁当」等も競合に当たります。オフィス街では、コンビニ弁当より高めであるキッチンカーのお弁当を買ってもらうには、上回るクオリティとボリューム感が必須となってきます。

③雨ニモマケズ…いや、雨には勝てません(笑)
キッチンカーというビジネス自体が、悪天候にめちゃくちゃ弱いです(苦笑)外での販売になりますので、雨が降った時点で売上はいつもよりガタッと落ちます。。。オフィス街ならまだしも、週末の公園出店で雨なんて降った日には、もう悲惨すぎて目も当てられません。。そりゃ、雨の日に公園来て芝生でお弁当は食べないですからねー💦

④夏は灼熱、冬は凍える!
→キッチンカーは後部座席を改造して、キッチンにするのですが、基本的に冷暖房は付けられません。冷房無し状態で火を使った調理をして、さらに受け渡し口は窓全開状態になるので、外気温と同じ…いや、火を使っている分更に外より暑くなります!夏場は脱水症状になる危険も多いですし、冬場は寒くて凍えそうになります。。。

⑤移動時間の人件費やガソリン代が高い!
→キッチンカーの出店場所は東京方面が圧倒的に多く、横浜方面は悲しいことに結構少ないんですよねー。となると、東京方面に販売しにいくと、往復で2時間ぐらい掛かる事になります!その時間の人件費は、拘束しているのでもちろん掛かります。。。また昨今、ご存知の通りガソリン代がまー高い!高すぎます!!もろに直撃するので、本当にきついです(苦笑)

⑥クレープは、主にイベント時に強さを発揮!ただ…イベント出店はハードル高し!!
以前、お伝えしたようにキッチンカーの基本スケジュールは平日がオフィス街やマンション下でのお弁当販売メイン、週末にイベント出店というのが基本形です。オフィス街でのランチタイム時は、当然ですがクレープは売れません。(クレープ現場はスーパーの駐車場とかありますが、ランチのオフィス街と比べると売上は全然です。。。)
イベント出店は、過去の実績がある程度無いと出店出来ないため思うように出店できないことが多々あります。そりゃ、主催者側からしたら、イベント慣れしていない新参キッチンカーより慣れているキッチンカーの方が良いですからねー

キッチンカーで販売している丼

まとめ

キッチンカーのメリット、デメリットについて、ご理解頂けましたでしょうか??うちのキッチンカーも今までランチタイムで10万を超える現場に出た事もあれば、5時間営業して売上がわずか5,000円(!)のときもあったりで、良いも悪いも経験してきました。

そんな中で、スタッフも自分も「キッチンカーライフを楽しむ」事を心に刻み、みんなで笑顔で料理を提供してきました!この気持ちが、続けるには何より大事かもしれませんね!!

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