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ヒトリゴト「目に映る世界」
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何もない真っ蒼な空
地面のように広がる白い雲
この雲の下には何が広がっているんだろう
この雲の上にはどんな世界がつくられていくんだろう
まるで別の世界のように見えるけど
でも本当は同じ地球
ちょっといる場所が違うだけで
見えてくる景色は違う
見えてる景色は違う
だから。
見えている世界を変えてみたくて
新しい世界を見てみたくて
空を、旅したくなる
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遠くへのフライトの時にしか見ることができない、宇宙に近づいているような、この深い蒼色が大好きで。長時間ずっと乗っているのはしんどい時もあるのだけれども、それでも長距離の旅が好きだったりもします。自分でも何を感じているのか全くわからないけど、何故か、目を離せない。
いる場所が違えば、見える景色が違う。
当たり前のことなのだけれども、普段の生活の中では物理的な距離が近いからか、すっかり忘れて過ごしてしまっていることが多いなぁ、と。でも、いる場所が違えば、見えている景色が違うのは当たり前。
役割、立場、年齢、土地、宗教、国、色んな要素からそれぞれに文化が紡ぎ出されて、そしてそこに居る人によって様々な人生が繰り広げられ、近しいことはあったとしても全く同じ人生の人はいないわけで。だから、見える景色は、見える世界は、地球上の全ての人が異なるのだと思うのです。とすれば。幻のような現実の中で、何が正しいのかなんて、誰も答えは知らなくて、自分で答えを見つけていくしかないんだよね、と。自分で人生創っていくしかないんだよね、と。そんなことを、ふと、思ったりもします。
「自分で自分の人生の主導権を握る」
とあるところで聞いたのちに、全く別のところでも何度か耳にしました。
「自分で自分の人生を生きる・選ぶ、その責任と覚悟を持ちなさい」
そう言われているような気がしました。
みんな見えている景色も世界も違う。それならば、みんなが違っていて当たり前で、お互いに全部がわかることなんてあり得ないし、お互いに重なり合ってわかることがあれば、それはとてもとてもラッキーで幸せなことで。そんな重なり合うところをたくさんたくさん見つけて、楽しむことができたら平和な世界になるのになぁ、と。
そうか。重なり合うところを見つけたくて、新しい重なりを見つけたくて、新しい世界を見ようとしているのかもしれない。だから、旅を続けたくなるのかもしれない。そんなことをふわりと感じて、また、自由に旅に出たくなった。新しい土地に足を運びたくなった。そして人見知りなくせに、新しい人に会ってみたくなった。