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ヒトリゴト「必ず夜は明ける」
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必ず夜は明ける
たとえそう思えなくても
夜が明けた後に雲が立ち込めていたとしても
その雲もいずれ流れゆく
雲の向こうには眩い太陽があり
全ての人に光を降り注ぐ
顔を上げて空を仰げば
きっとその光を受け取れるはず
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台北は年末からほぼほぼずっとどんよりとした雨か曇り空でした。
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青空が見たいなぁ、と思いながら薄暗い中起き、会社に向かい。仕事中はあまり外を見る余裕もなく。お昼ご飯を買いに行く時に改めてお天気を知る。そんな感じだったのか、ここ2−3日はとてもいいお天気で。それこそ雲ひとつない抜けるような青空で。明け方に差し込む太陽の光を感じた時に、「そうだそうだ。太陽は毎日昇って沈み行くのだものね」と至極当たり前のことに改めて気づいたのでした。そう、曇り空が続いていた時にはすっかりそんな簡単なことも忘れていたのです。というか意識していなかったのです。
どうしても。ちょっと大変なこととか、辛いこととか、そんなことが続いていくと人は視野が狭くなりがちです。「自分だけがこんな目に!」とまではいかなくても、「なぜ・・・」と思ってしまうのは普通のこと。悲観的になっている時は意識が内側に向きやすいので、自分も含めて視野も狭くなりがちなのだろうなぁ、と感じています。
だから目の前にある、既にそこにあるものが目に見えていなかったり。差し出された助けが受け取れなかったり。
振り返れば、そんなことを繰り返し繰り返し生きてきてるようなぁ、とも思います。気づいていたら、ちょっとは違ったかもしれないのに。気づいていたら、もっと楽だったかもしれなかったのに。
でも。そうだったなぁって気づくことができれば、次はもうちょっと違うんじゃないかな、と。大変な時でも、雲の向こうにある太陽や、時折差し込んでくる光の筋や、そしていつかは眩く現れるだろう太陽を感じることができれば。知っていれば。きっとほんの少しだけでも気が楽になるんじゃないかなぁ、そんなことを思ったのでした。太陽のパワーって偉大だよなぁ。