山口に行きたい
山口に行きたい。前に一度行ったけどまた行きたい。もっとも行って何するのかというビジョンはない。大内義隆の漫画を描いているわけだから大内氏館(龍福寺)には行くし、親父や祖父のことも考えれば山口大神宮や今八幡宮も行くことにはなる(凌雲寺跡もあるが、石垣みたいのだけでなんか寒そう)。もちろん大内氏最強の聖地氷上山にも行かなければならない。聖地っぽいところで必ず思い出すのが、ラストエンペラーの溥儀が満州国皇帝に即位するシーンである。満州国ってとこで物語的意味合いとしてはお察しなのであるが、とにかくシーンとしてはめちゃくちゃかっこいい。もうなんかすごくかっこいい。だから自分も氷上山とかであの時の溥儀みたいな表情をしたいと思う。無理ですね。まずジョンローンに生まれ変わってから言え。
しかし結局さ、歴史物を描くにあたって現地にあまり行けないのは単純に不便だなと思う。戦国時代とかの研究って、何かご当地が最も最先端みたくなってることがあり、斯界の有名な先生などの講座もご当地でやってることが多いのだ。自分はツイッターとかも現状やってないので、そもそもそういう情報自体がなかなか入ってこない。まあ入ったところで行けないだけなのでもういいのかも知れないけど。こう、もっとご当地の動きについていきたいですよね。具体的には七夕ちょうちん祭りや瑠璃光寺工事柵のプロジェクションマッピングとかクリスマス市になるとか言ってるイベントとかに行ったり、夏に徹夜で大内の殿様を踊りたいんですよね。そして山口商工会議所青年部のゆるキャラ「ぶちまろ」のリアルな動向(生きているのか死んでいるのか)を知りたいのです。あっ結局ぶちまろを見たいだけか。とにかく山口情報に飢えているので、八重洲の物産館や東京の山口物産イベントなどに意味なく出没している。そして大内人形塗体験で無理矢理ぶちまろを作ったのが冒頭の画像である。未来ある子供たちに混じって一人不気味な大人がやばいもんがキマってる表情でこれを塗ってるところを想像しないでもらいたい。