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19キロ痩せた50代女子が挑んだブラジャー購入奮闘記

4年間、ブラジャーから目を背けて生きてきた私が、ついにその封印を解くことにした話を綴ってみる。なんでかって?それはね、19キロ痩せたから!人生最大体重を記録したあの日からコツコツ頑張り、気づけばブラキャミ生活から卒業する準備が整ったわけだ。

だってね、女子(←55歳が女子って言うな)だって、下着には夢があるんですよ!可愛くて綺麗なブラジャーを眺めているだけでテンション上がるあの感じ。わかります?これまでは「締め付けゼロ!ストレスフリー!」なブラキャミに甘えてきましたが、体型が変われば話は別。試着室での感動、そしてフィット感!バストトップが上がり、背中の段が消えるあの瞬間、思わず心の中で小さくガッツポーズをするしかない。

これからの私、もっと素敵になれる気がする。だって、ブラジャーひとつでこんなにも自信が変わるんだから!笑いあり、涙あり、そしてほんの少しの感動をお届けしたい。下着選びも人生も、やっぱり前向きが一番!

ブラジャー沼の華やかな歴史と崩壊

かつて私は、「下着好き女子」として(←55歳が女子とか言うな、セルフツッコミお約束)一世を風靡していた。ワコール、トリンプ、アモスタイル、ブラデリス、ピーチジョン、ヴィクトリアシークレット…名だたるブランドを次々と試し、ついにはブログのタイトルにサイズ「70D」を掲げるという暴挙に出た時代もあった。70Dって、ねえ、どんだけ胸を誇りたいんだ私。いや、若かった。夢中だったんです、下着に!

ところが、月日という名の現実がそんな私をそっと叩き起こした。加齢とともに「70D」という輝かしい称号は過去の遺産となり、私の目の前に立ちはだかったのは、じわじわ増え続けた体重。気づけばブラジャーという存在は、もはや苦行の象徴となっていた。「痒い、痛い、キツい」の三三七拍子(七拍目どこ行った?←自分で突っ込む)。しかも、脇や背中からはみ出す脂肪という名の肉たちが、見事な三段背中を形成。正直、これ以上どうしろと。

そんなわけで、私は意を決して「ブラキャミ生活」へ逃げ込むことにした。ブラデリスの綿混キャッチャーカップレースブラキャミ。あれは革命だった!締め付けゼロの快適さ、ストレスフリーの着心地。背中の段も見えにくくなる優しさ。これ以上ない幸福がそこにあった…はずだったのに。

でもね、人間って欲が出るんですよ。快適さに甘えすぎると、いつしかそれが「補正力ゼロ」という現実を突きつけてくる。下がるし、広がるし、結果ますます太って見える(いや、見えるじゃなくて実際太ってるのか←自虐)。そんな私の華やかなブラジャー歴史、ここに一旦幕を閉じたのでした。

そして「ブラデリスのレースブラキャミ最高!」と叫びながら、約4年間生きてきたわけです。ストレスフリー、締め付けゼロ、背中のお肉も気にならない。だが、その快適さゆえに補正力はゼロに近い。下がる、広がる、そして見た目はますますデブ。いや、デブじゃなくてボンレスハムって言ってください(どっちでもいい)。

19キロ痩せたらブラジャーが呼んでいた

2023年、私は人生最大体重を叩き出した。いや、人生最大っていう響き、ちょっとロマンチックっぽいけど現実は全然違うから!そもそも、そんな記録いらないし。だがしかし!そこから約1年、コツコツ頑張って19キロの減量に成功したわけです(ここで拍手)。

具体的な方法や涙ぐましい努力については、以下の記事でぜひ!

特にユニクロのボディシェイパー。あれが履けた日には、感動のあまり心の中で小躍りしましたよ。「私、まだやれる!」みたいな気持ちがわいてきて。そしてその瞬間に気づいた。「次はブラジャーだな。」

だってね、下着好き女子(←しつこいけど55歳が女子とか言うな)としては、ブラキャミだけの人生では終われない!ここまで体重を落としたのなら、華麗なブラジャー復活劇を果たしたいじゃないですか。というわけで、向かったのは近所のイオン内にあるトリンプ。ああ、この「綺麗なブラジャーが並ぶ空間」ってやつ、見るだけでテンションが上がる。果たして私は新しい自分とともに、どんな下着ライフを手に入れるのか…ワクワクとともにトリンプの扉を開けた。いや、実際には扉はなかった。結構なオープンスペースだった。

餅屋にお任せ!プロの力に感動

イオンのトリンプでキラキラ輝くブラジャーたちを眺めていたら、スタッフさんが笑顔で声をかけてくれた。その瞬間、心の中で「来た!プロの出番!」と小さくガッツポーズを決めた私。せっかくだからと、自分の状況を正直に話すことに。

「実はですね…4年間ブラジャーを着けていないんです。昨年は人生最大MAXの体重を叩き出しましてね。そして19キロ痩せました。でも胸のサイズがさっぱり分からなくて。」
これを一気に話した私に、スタッフさんは優しい笑顔とともに、「お任せください」とクールに一言。なんだこの安心感!

測ってもらっている間、ドキドキが止まらない。心の中では「これでサイズ70Dって言われたらどうしよう」とか、「いや、むしろCに落ちてたら泣くな」など、余計なことばかり考えていた。ところがどうだろう。測定終了後、ものの1分でジャストフィットなブラジャーが4つも選ばれて登場!これぞプロフェッショナルの技。感動しかない。

試着室で1着目を装着した瞬間、広がり放題だった胸が中央に集まり、バストトップがグイッと上がる。その時、鏡に映った自分を見て思った。「あれ?なんか痩せて見える?」。背中の段も消え、脇肉もすっきり。なんなら「私、もうちょっといけるんじゃない?」とテンションが爆上がり。

選んでいただいた4つの中から、色とデザインが気に入った3つを即購入。ここで決めた。「やっぱり餅は餅屋だ。」プロの力を侮るなかれ。これは人生を変える買い物だった、と断言したい。

一枚の布が人生を変えるなんて、思ってもみなかった

試着室で広がった胸が中央に集まり、バストトップがグイッと上がったその瞬間、鏡の中の自分が変わった。いや、物理的に何かが変わったわけじゃないけど、少なくとも「自分、いけてるんじゃない?」という錯覚を覚えたのは確かだ。これがブラジャーの魔力か…。

正直、たかがブラジャーと侮っていた部分があった。でもね、ブラジャーを着けるだけで明らかに痩せて見えるんですよ!背中の段は消え、脇肉はスッキリ。そして胸が中央に寄ることで全体のバランスが良くなる。鏡の中の私が、なんだかちょっとシュッとしている。これ、補正下着の威力を目の当たりにした瞬間だった。

スタッフさんが選んでくれた4つの中から、色もデザインも気に入った3つを即決で購入。試着室を出るときには、小さくガッツポーズを決める自分がいた。まさかブラジャーひとつでこんなに気分が上がるとは。人生って何がきっかけで変わるか分からないものだ。

買ったその夜、家に帰って改めて鏡の前でブラジャーを着けてみた。「ほら、見て!これが私の本来の姿!」と言いたい気分である。もちろん体型そのものが急に変わるわけじゃない。でも、フィットする下着を着けるだけで、こうも自分が変わったように感じられるなんて。

結論:ブラジャーはただの布じゃない。それは自分を変える小さな武器なのだ。そして私はその武器を手に入れた。人生、まだまだ面白くなりそうだ!

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