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名曲At Last 聴きくらべ

At Last。

歌詞はやっと恋が実った幸せな思いを綴ったものです。

1960年にリリースされたエタ・ジェイムズのアルバムAt Last!に収録されていて代表曲として有名なので、エタがオリジナルかと思っていました。でも、それより遡って1942年にグレン・ミラー・オーケストラの演奏でビルボード誌のチャートにランクインしていたそうです。映画の為に書かれた曲とのことで、その映画にはグレン・ミラーも出演していました。

まずはエタ・ジェイムス。ほかの大物歌手がエタのAt Lastを元にカバーしています。私はエタ・ジェイムズはAt Lastしか聞いたことがなくてあまりよく知らないのですが、多くの他の歌手から尊敬を集めている人のようです。

ビヨンセ。ビヨンセは映画でエタ・ジェイムズの役を演じています。こうして並べてみるとヘアースタイルも似せていますね。このビデオでは、客席にエタ本人がいます。(エタは2012年に他界しています。)歌は1:20あたりから始まります。

シンディー・ローパー。私はこのカバーが結構好きです。ビデオも好みです。やっとつかんだ幸せを噛み締めている大人の女性が歌っている感じが素敵です。思わず「お幸せに」とハグしたく…なりませんか?

クリスティーナ・アギレラ。アギレラらしい節回しで迫力があります。ハグは要らなそうですね。

エヴァ・キャシディ。33歳で若くして他界しています。フォークやカントリー、ジャズ、ゴスペルなど幅広いジャンルを歌っていたシンガー。ギターだけでシンプルに歌いかけています。ビブラートがとても綺麗です。

セリーヌ・ディオン。正統派的な安定の歌唱力です。

グラディス・ナイト。ゴスペルです。後半ちょっと冗長な感じが…。この画像は何の映画でしょうか。グラディス・ナイトは学生時代にグラディス・ナイト&ザ・ピップスの「夜汽車よジョージアへ」で知って、よく聞いていました。

そして、今回新たにスティービー・ワンダーが歌っていたことも知りました!声が若いですね。1969年のアルバムです。溌剌とした恋の勝利宣言のようなバージョンです。

トリは私が大好きなフィービ・スノウ。日本ではブルースの妖精というキャッチコピーでデビューアルバムが評判になりました。私が大学生の時のこと。フィービのことはいつか改めて書こうと思っています。

みなさんはどのAt Lastがお好きでしょうか。

まだまだカバーはたくさんあると思います。こんなにたくさんの歌手にカバーされているのは、エタ・ジェイムズの素晴らしさと、もちろん楽曲の素晴らしさですね。


後日書いたフィービ•スノウの記事です




ここからはお知らせです。

大物歌手のみなさんの動画に連ねて恐縮ですが、私ののオリジナルアルバムのアルバムトレーラーを貼っておきます。

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