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勝手にチャレンジ1000 0106 くりとスイカと「エルマーとりゅう」

 私はスイカが好きだ。夏の水分摂取は断然スイカ!です。

 で、私とくりで半分こ。中身は私で、外はくり。中半分と外半分(笑)。

皮と実の半分こといえば、思い出すのはこれ。

「このあたりに、なにか、たべるもの、ないかな?」

「りゅうは、いったい、なにをたべるの?」

「じゃあ、みかんのかわは、どうかな?」

と、エルマーは言いました。
りゅうは、目をつむると、用心深く、みかんのかわのはしっこを、ほんのすこしばかりたべてみました。そして、とびはねて、いいました。
「これは、うまい!」
そこで、エルマーとりゅうは、みかんを十九たべました。えるまーは、みをたべて、りゅうが、そのかわをたべました。
         (「エルマーとりゅう」より)

 小さい頃から大好きだった「エルマーの冒険」は、9才の少年エルマーが、りゅうのこどもが空から落っこちて、動物島で動物たちにひどい扱いを受けているという話を聞き、動物島まで行ってりゅうのこどもを救いだす冒険のお話。2作目「エルマーとりゅう」は、りゅうの背中にのってうちに帰る途中嵐にあって不時着したところのお話。おなかがすいたりゅうとエルマーが食べ物を探します。りゅうの好きなものはスカンクキャベツとダチョウシダ。幼心にこれらが美味しそうで(笑)。かなり大きくなるまでスカンクキャベツもダチョウシダも実在の植物だと思っていて(バカだなー、私、ひとさまにに言わなくてよかった)と思っていたら、本当にあると知って驚愕した昨今。

しかも、ダチョウシダはお馴染みのコゴミのこととは。

なるほど、ostrich  fern で、ダチョウシダ、だったのね。

というわけで、
ようことくりのすけは、スイカをたべました。ようこは、みをたべて、くりのすけが、そのかわをたべました。

くりのすけ、外の濃い緑の固い皮をそいで白いとこだけにして与えると、もう、大喜びでパリパリしゃくしゃくとたべてしまいました。
夏中おやつには困らないことが判明いたしました(笑)🍉

※この記事をかこうとおもっていたやさき、6月11日に、エルマーの冒険の作者ルース・スタイルス・ガネットさんの訃報に接しました。
享年101才
本当のことをいえば、ご存命とは思っていなかったのでちょっと前まで生きていらしたことそのものにも驚いたのだけど、私もこどももそして、これからは孫にも楽しめるであろう、息の長い、素敵な作品を残してくださったことに感謝し、ご冥福をお祈りします。RIP.

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