勝手にチャレンジ1000 0125 明日植木屋さんがくる。犬地図、獣道、環世界。
明日植木屋さんが来るのだけど、怖がりと言うか、とにかく新しいことに、知らないことにいちいち驚いて唸ったりパニックになったりするくりのすけがどういう反応をするのかとても心配だ。春の剪定のときはどうだったっけ?と思い出そうとするけど、あまり記憶にない。まだ子犬だったから、キャンキャン鳴いてもケージに入れて、タオルをかけて寝かしていたような気がする。それに、その頃はくりのすけがこんなに新しい物事や日頃と違う環境に馴染みにくい、人に馴れにくい犬だとは思わずにいたような気がする。成長したくりのすけはからだがおおきくなって、声も大きいし、動作も力強い。暴れたりしなければいいけど、と、思っている。いや、暴れたり、吠えたりはするだろう。どのくらい永くし続けるか、だ。室内だから、吠えても唸っても植木屋さんの邪魔にはならないだろうけど、くりのすけのメンタルにどのような影響が出るかが心配なのだ。大丈夫だよ、と、そばについていてやらねばならないかもしれない、と、私が一日家にいられる日に来て貰うことにしたのだ
実は今、くりにはケージとか、小屋とかの自分のうちがない。子犬の頃のケージは、くりが育つにつれて小さくなり、今では辛うじて丸くなれるくらいなので中で寝ることはせず、ケージの外に置いたマットの上で眠っている。ケージはチェーンを繋ぎ止める柵でおもちゃやタオルをいれとく箱になってしまっている。入り口から首だけ突っ込んでタオルを引っ張り出して遊んだりするのだ。
庭に人がうろうろすると吠えるだろうなー。閉じ込めたり、安全だよ、とお籠りさせるスペースを用意するのが間に合わなかったのはよろしくなかったなーと思う。これから年末までには首輪をつけて、ハーネスも新調して、リビングをくり仕様に模様替えしなければ、と言う決意を新たに明日に臨むことにする。
庭の様子は旺盛な夏から様変わりしてすっかりめっきり寂しくなっている。獣道、とは良く言ったもので、犬一匹でも、日々歩いて踏みかためて、この半年で雑草の生えない土の道がついた。くりのくんくんするところ、オシッコやウンコをするポイント、大体の場所も決まっているので、道もそのような形をしている。犬地図と言うか、くりの頭の中、くりの目線ではうちの庭はどのように理解されているのか覗いてみたい。
犬から見た世界のみならず、いろんな生き物の目でものを見たら面白いだろうな、と思う。環世界と言うのだろうけど、最近の私は、小さい頃そういうものに惹かれていたことを思い出している。そのうち、そのようなことについて書いてみたいな、と思う。
犬地図、獣道、環世界、と書き留めておく。