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辞書に載っていないスペイン語

比較的収録語数が多くて、オンラインやアプリでも利用しやすい辞書といえば、小学館の西和中辞典(収録語数8万)。これより上位のものといえば白水社のスペイン語大辞典(27,500円)で、収録語数は11万。英和辞典だとジーニアス英和辞典(3,850円)やプログレッシブ英和中辞典(3,850円)の収録語数がだいたいそのくらい。語数だけみると、大辞典とはいっても英語の中辞典ぐらいの感覚です。なので、スペイン語の文書を翻訳していて西和辞典に載っていない単語が出てくる頻度が、英語よりもはるかに多いのはまあ当然のこと。

先日、環境系の案件を訳していたら、taxaという単語が出てきました。西和辞典には載っていませんでしたが、英和辞典でヒット(スペイン語案件でも英語の辞書も入れて串刺し検索しています)。taxon(種や属など生物学上の分類群)の複数形がtaxaでした。ちなみにtaxónなら西和辞典にも載っていますが、複数形に関する記載はなし。

お次は西西辞典。RAEは西和辞典と同じくtaxónのみ記載あり。RANMもtaxaという項目はなかったものの、taxónの説明にtaxaがありました。どうやらtaxaは英語で、スペイン語でtaxónの複数形はtaxonesの模様。

西和辞典や西西辞典に載っていない単語に遭遇したときは、

①めっちゃ専門的な用語?
②その地域独自の表現?
③英語由来?ってか、英語からそのまま流用?
④原文の間違い(スペルミス)?

とまあ、いろいろ疑いますが、今回は③のパターンでした。とりあえずわかってスッキリ。

*上の写真は造幣局。先日桜の通り抜けに行ってきました。予約制+屋台なしということで、じっくりゆっくり桜を堪能できました。

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