今度はバスク語
スペイン語案件でカタルーニャ語が併記されている文書はよくありますが、先日受けた案件はバスク語併記。あ、逆だな。メインはカタルーニャ語やバスク語で、それにスペイン語が併記されている形。今回の案件にはすべてスペイン語が併記されていたので、別にバスク語がわからなくても問題はないのですが、バスク語の人名など、固有名詞を片仮名書きにする必要がありました。ってことで、バスク語の発音を確認するため、「バスク語のしくみ」か「ニューエクスプレスプラス バスク語」のどちらかを購入することに。とりあえず発音さえわかればよくて、そんなにガッツリ勉強するつもりはなかったので、最終的に、気軽に読めそうな「バスク語のしくみ」にしました。
発音の説明には12ページ割いてあり、音源もあるので、目的は十分に果たせました。ただ気になったのは、本に音源番号が記載されていないこと。音源は白水社のHPからダウンロードするのですが、よく見ると音声ファイルの横に「音源一覧」なるものがあります。どうやらこれで音源番号を確認しろということのようで、本を読んでいて「この例文の発音を確認したい!」と思ったら、音源一覧で例文を探す→音源番号を確認→その番号の音声を確認するという流れ。ちょっとめんどう。
でも全体的にはバスク語の面白さが伝わってきて、「バスク語いいかも」と思わせてくれる本でした。著者の吉田浩美先生は、現在開講中の東京外国語大学オープンアカデミーでもバスク語の講師を務められておられます。このオープンアカデミー、マイナー言語をオンラインで学べる貴重な講座で、前々から目をつけているのですが、なかなか時間帯が合わなくてまだ申し込んだことがありません(ちなみに春講座はケチュア語に目をつけてました)。今後タイミングがうまく合ったら、バスク語受けてみたいなあ。
*上の写真は京都の永観堂。境内はもみじだらけで、秋になると激混みですが、今ならゆっくり拝観できます。先週末に行ってきましたが、青もみじがすごくきれいだし、ご本尊の「みかえり阿弥陀」さまも好きなだけ眺めることができて、めっちゃ癒やされました。