ディマシュ・ライブ in ブダペスト／コンサートは大入り満員！大成功💖
（Dimash 53）
（第１稿：2024年5月6日）
【コンサートは大成功】
５月４日、ハンガリーの首都ブダペストにある、国内最大級の多目的ホール「ラズロ・パップ・ブダペスト・アリーナ（Papp László Budapest Sportaréna）」にて、ディマシュのソロ・コンサート、
「ストレンジャー・ブダペスト・ライブ2024」
が開催されました。
正式名称はググってもよくわかりませんのですよ、毎回全部違うので（笑）
注：ラズロ・パップはブダペスト出身のボクシング選手の名前です。オリンピックで３回金メダルを獲得し、その功績を称えてこのアリーナの名称になっています。
ハンガリーでは人物名を日本と同じ姓・名の順で表記しますので、正式にはパップ(姓)・ラズロ(名) ですが、言語によって順番が違っています。
１万５千人を収容する会場は「フルハウス（大入り満員）」となり、世界の77カ国から観客を集め、これまでディマシュのコンサートに参加した国の数の新記録を作り、大成功でお開きとなりました。
ディマシュ、おめでとうございます！！！🌷🌷🌷🌷🌷
現在、閲覧できる動画は１曲ごとのファンカム動画ばかりでして、ライブ全編の動画がありません。（理由はのちほど）
その日は私、次の日が仕事の早出シフトだったため、夜中の３時にファンによるライブストリーミングを見るのを諦めたので、全貌はまだ全然知りませんでして😂
でも、細切れ動画で見ても、まーお客さん凄い入りで、席から動いてはいけない規制があったにもかかわらず、というべきか、だからというべきか、
ヨーロッパ的な非常に端正で、ややクラシック寄りのような雰囲気のライブだったようです。
ディマシュの声も、非常に調子が良かったようです。
【音楽モンスターたる所以】
現在見ることが出来る動画としては、以下のこれがいちばん素晴らしかったかな？
ディマシュの弟がライブを撮影し、Instagramに投稿した動画です。
★mansur_qudaibergen（ディマシュの弟マンスール）のＩＧより
『@kudaibergenov.dimashによる「レクイエム:ザ・ストーリー・オブ・ワンスカイ」のエンディング。
僕の最も好きな曲のひとつです。
コンサートおめでとう、兄さん。
あなたは信じられないほどの音楽の天才です。
（そして、このコンサートに出演する機会を与えてくれて、ありがとうございました）』（英語による投稿！）
曲が終わる寸前のブレイクで、ディマシュはマイクを持った左手を後ろに回してキーボードに指示を出します。
その手が戻ってくると、マイクが膝とぶつかって「ゴン！」と音がして、ディマシュが鼻をすする音か、咳払いをする音が聞こえます。
それはどっちでもいいんですが、歌の最も大事なこの箇所で、こんなに「適切な音」を偶然、身体で出してしまうっていうのが「音楽モンスター」たるディマシュの天才的な能力です。
もう、唖然としました。
ディマシュの「アンチ」（結構多いんだな実はね）は、もしかしたらこれはいろんな意味で「彼の作為だ」と言うかもしれません。
でも、作為であったとしても、むしろ作為であればなおさら、ディマシュが「音楽モンスター」だからこそ、これが出来るってことなんですよ。
【ディマシュの「人間性」を垣間見た場面】
次に、ディマシュの「誠実さ」を感じる場面が、以下の動画です。
ディマシュが、その日誕生日を迎えたファンをお祝いして、「バースデー・ソングを歌った場面です。
★moon.kudaibergen_2 のインスタグラムより 5月５日
『お誕生日の歌 STRANGER Budapest, 4th May 2024 ❤️❤️❤️』
（最初に埋め込んだ動画が非公開になったので、お馴染みmoon_kudaiberbenさんのインスタに差し替えました。冒頭、ディマシュが近眼の目を細めて「読めない…」とか言いながら身を乗り出してボードを読む場面はないのですが、高画質で正面からディマシュの美しいご尊顔が拝めます💖）
ディマシュは、たぶんファンが書いて掲げたボードを読んで、今日が会場に来ている「テリー」というファンの誕生日だと知らされます。
少し考えてから、彼は『ハッピー・バースデー』を歌い始めました。
途中、歌のサビでファンの名前を「ティリー」と発音し、ちょっと間違えたかな？と思ったらしく、会場のみんなに名前の発音を聞いて確かめます。
そして、ですよ。
ディマシュはそのあと、サビの最初っから、また歌い始めたのです。
驚きました。
普通だったら、サビの途中の「♪ dear Terry ↘」のところから再開します。
それを彼は、「♪ Happy birthday, dear Terry ↘」と、ちゃんとサビの最初に戻って、歌い直すわけです。
どうしてかというと、あとでその「テリー」さんは身近なひとたちにこの時の動画を見せるでしょ？
おそらくサビを切り取って編集して、待ち受けなんかにするでしょ？
しかも、他のdears達がライブで撮影したこの時の動画が、こんな風に全世界に拡散されるでしょ？
その時に、ディマシュが自分の名前をちゃんと間違いなく発音してくれたバージョンで、サビを丸ごと聴きたいでしょ？
もちろん、ディマシュはとっさにそういうことを考えたわけではないだろうと思います。
でも歌詞などを間違えたら、ブロックの途中から再開するのは「音楽的に間違ってる」から、最初からきちんと歌い直すっていう習慣を、子供の頃から音楽教育の中で身につけたんだろうと思います。
長じてスーパースターになっても、めんどくさいからって途中で端折ったりしないのです。
それは、音楽と音楽を聴く人に対する「誠実さ」の証しです。
そうすることで、コンサート中だけでなく、先ほど書いた理由によって、コンサート後にも「テリー」さんに深い満足を与えてあげているわけです。
彼にはそういう「誠実さ（honesty）」があるのです。
『Honesty』（1978）という、ビリー・ジョエルの曲があります。
アルバムからの第３弾シングルで全米チャート24位、でも日本ではこの曲が一番人気。
「優しさ」や「愛」や「同情」はすぐに見つかるけれど、「誠実さ」を見つけるのは難しい、なんて孤独な言葉なんだ、という内容の歌です。
世界ってのはまあ、だいたいそんな感じなわけですよ。
なのに、ディマシュ……
知ってたけどね、君が誠実な人間だってことは、dearsの誰もが認めてることだけどね。
でも、こんな風にその一端を具体的に見せられますとですね。
さらに惚れちゃうじゃないですか💖🤣
しかも！
歌のエンディングには「半音上昇スライド歌唱」まで！
それも、エレキギターの弦を指でスライドさせる奏法じゃなくて、金属の筒を指に嵌めてスライドさせる「ボトルネック奏法」の歌唱版だよ！
もおおぉぉぉぉ！！！
「バースデーソング」でそんな ‟超絶技巧”、繰り出すんかい！
呆れながらも、ウットリ聴き入りましたハイ🌷💖💖
【ライブの規制が厳しかったブダペスト】
今回のライブは、もしかしたら永久に全編版は出ないかもです。
前回の「香港ライブ」のライブストリーミングについて、マネージャーが烈火のごとく怒ったので、今回はその余波で、ライブを撮影してストリーミングするのはいいけど、あとでその全編版を他のＳＮＳなどに転載することが禁じられたらしいのです。
マネージャーは、まだ続いている「ストレンジャー・ツアー」の全編をライブストリーミングで種明かししてしまうと、ファンがライブに来る必要がなくなるという理屈で怒ってらっしゃいました。
でもなー、すでにみんな、カザフＴＶ撮影のディマシュ公式「アルマトイ・ライブ」動画で、全部見てんだけどなあ😅
コンサートに行かないファンは、純粋に経済的な理由で行けないだけなんだけどな。
また、開催国のハンガリーは現在「ＥＵ加盟国」で「NATO加盟国」でもあるため、先日ロシアで起こった「コンサート会場テロ事件」を考慮して、席から動かないことなど、セキュリティが厳しくされたと思われます。
それと、欧米では現在、ライブ中のアーティストに向かって観客がモノを投げ、アーティストが怪我をする事件が相次いでおり、それもまた今回のライブのセキュリティの厳しさ（特に花束やプレゼントの会場持ち込み禁止、ロビーにあずけることになっていた）につながっていると思われます。
なんといっても、今回は空港での「お出迎え・お見送り」が、なかったようです。
dearsはみんな空港に集まってディマシュを待ったらしいのですが、空振りだった、みたいな動画がインスタに上がっていました。
なので、このライブに参加したYouTubeチャンネル「Throga - Vocal Gym」のリチャードさんとジョニーさんがこれから作成するという「ディマシュ・ライブ観戦記」を楽しみにしているところです💖
【次回のライブはディマシュの誕生日】
さて、次のコンサートは意外と近いです。
5月24日、ディマシュの30歳の誕生日に行われる、トルコはイスタンブールでのライブです。
トルコ政府肝入り（らしい）の、４万５千人を収容する大スタジアムですよ！
ステージ・セッティングが、「ストレンジャー・アルマトイ・ライブ2022」と同じくらい大規模になるのではないかと噂されています。
日本との時差は６時間（ブダペストは７時間）。
この日は日本時間で当日の仕事がお休みなので、会場からのライブストリーミングが見れるううぅぅぅ！ うれしいいぃぃぃ🤣
最後に、コンサート後インスタに投稿された「ディマシュからのご挨拶」をどうぞ💖
★kudaibergenov.dimash（ディマシュ公式）のＩＧより 5月5日付
『世界77か国の親愛なるリスナーの皆さん、そして#dearsのみんな、
本当にありがとう！
ブダペスト、ありがとう！』
（おしまい💕）
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