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【ランしか勝たん!】ランニングをはじめて良かったこと

吹雪でも外を元気に走るランナー社労士、
村谷洋子のnoteをお読みいただきありがとうございます♪

村谷と言えば?
そう、ランニングです。

利尻ゴール

社歴の長い方や私と関わりの深い方はよくご存知でしょうが、そうじゃない方は知らないと思うので、改めてランニングについて語ります。

昔、全体朝礼で3分間スピーチがあった時代の初期にお話ししたこともあるんですが、それから10年くらいは経っていそうですしね。

ランニングを始めたきっかけ

ランニングを始める前の私…

・ただのヲタク
・ポテチやビール好き
・運動習慣なし

😇

走るのが特別スキという訳でも無く。
むしろ部活で走り込みするのも嫌な人間でした。

私がランニングを始めたのは現職入社と同じタイミングで2005年のこと。

理由は大きく3つ。

・採用担当の説得力
・寒がりなので代謝を上げたいと思ったこと
・応援に行って感動

まず、ドラッグストア企業の採用担当として沢山の学生さんに向けて会社説明をするのに、
「健康を体現していれば説得力が増す」
と思ったから。

次に、寒がりなので
「筋肉ついたら代謝が上がって寒くなくなるのでは?」
と思ったから。

そして、マラソン大会に参加する友人の応援に行き、マラソンの世界を初めて知って感動したから。

並ぶたくさんのテントやレジャーシート。
主催者、ボランティア、参加者、応援者が大勢いる大会の雰囲気。
そして走り切ってゴールしてきた友人のまぶしい姿…

こんなにも42.195㎞を完走する人たちがいっぱいいるのか!

とカルチャーショックを受けたのです。

ランナーへの道のり

最初は3.5キロのレースに参加。

友人とわざわざ前泊し、
ニセコマラソンフェスティバルに出走。

めちゃくちゃ短い距離なのにカーボローディングと称して、パンをガッツリ食べておなかいっぱいで走ったのを覚えています。笑🍞

当時の役員に
「マラソン大会に出ました!」
と報告したら
「3.5キロはマラソンじゃない」
と一蹴されて悲しかった思い出も…笑

その後は、5キロ、10キロのレースに参加して次々完走。

当時の目標はハーフマラソン完走でした。

その頃、SNS「mixi」のコミュニティから入ったランニングチームの練習会に参加。
リーダーさんが初めて会う私にとてもやさしく話しかけてくれたのがすごく嬉しくて…

仲間なかまナカマ

走るって一人じゃないんだ。

と思いました。

練習して走行距離を延ばすうちに、
札幌マラソンのハーフを走り切りたい
と思うようになりました。

札幌駅前通のメインストリート。
三越と4プラの折り返し地点まで走る応援観戦者の多いレースはとても魅力的。
しかし札幌マラソンは制限時間が厳しく、初心者には難易度の高いレース。

練習を重ねて何とか走り切ることに成功!!

…でしたが、外股関節痛足のケガを抱えていて痛すぎる中走ったので、
結果は最下位。

北海道新聞に完走者名簿が載るので
「ビリだったね」
仲間に言われてちょっと恥ずかしかった…
だけど、完走できた達成感の方が強かったです。

ハーフが走れるようになれば良いなと思っていたところ、
「走れる距離の倍は走れるから、ハーフ走れればフルも走れるよ。」
と言われたのをきっかけに、
翌年の洞爺湖マラソンでフルマラソンに挑戦。

チームリーダーが自転車で各メンバーを追っかけ応援してくれて、その声援に押されて無事完走。

実はそのレース…

洞爺湖マラソン

友人の応援に行き感動したあの大会。

色んな思いが交差してゴール後は感動の涙。
仲間が手作りの完走メダルを首にかけてくれて更に泣いてしまいました。

その後はウルトラマラソンにもチャレンジ。
(フルマラソン42.195キロ以上のレースをウルトラマラソンと言います)

利尻島一周悠遊覧人G55キロを経て、
札幌~支笏湖ウルトラチャレンジ70キロ、
翌年にはサロマ湖100キロも完走。

同年、NumberDoというスポーツ雑誌で
四万十川ウルトラマラソン
の紹介があり、四国の山々と沈下橋の美しさに心奪われた私は、

四万十川と沈下橋と山々

「このレースに出たい」と決意。

初四国、知らない人しかいない土地、一人で遠征参加のレースを体験。

そこで偶然や運命的な出会もあり、
四万十川100キロのレースも無事完走!
今でもその四万十仲間とはご縁で繋がっています。

そんな感じで現在もランニングは私の日常の一つとして存在しています。

ランニングをはじめて良かったこと

ランニングをやっていて良かったことは
大きく3つ。

・健康維持に役立つ
・ランニングは人生と同じ
・人生が豊かに

まず、
健康維持に役立っていること。

ここ数年はジム通いで筋トレ勢にもなっているのですが、やっぱり走るのが良いなと思うことは多いです。

人間、足を動かすと脳の中が整理されるという文献も数多く。
気持ちや頭がスッキリします。

ランナーズハイの文字通り、心地よくどこまでも走れる気分になることも。

呼吸や姿勢、筋肉の使い方、腕や足の運びなど、自分のことに集中できるので、瞑想・マインドフルネス的な効果もあるでしょう。

ストレス解消にとても有用だと感じています。

2つめは、
ランニングは人生と同じだと気付いたこと。

大会の目標に向けて練習を積んで対策して結果を出す。それは仕事や勉強や家庭、人生そのもの。

目標のピンを立てて逆算して計画する。

途中経過を振り返る。

目標達成に向けて今できることをやる。

この繰り返しは私の性にあっているようです。

山あり谷あり。
ずっと苦しい登り坂ばかりのコースなんてない。

何事もいつかは頂上を越え、下り坂でラクに進めることもあると思えるようになりました。

(なお、私は下りより登りの方が好きという特殊体質です・笑)

もう一つは
人とのご縁で人生が豊かになったこと。

チーム仲間は勿論、大会、イベントやボランティア、宿泊先、練習会など、
出会った方々は数知れず。

日本を越え世界にもラン友ができました。

遠征で各地から大会に集合して親交を深めたり、地元でも一緒にご飯に行ったり、仕事に関わってくれたり。

ランニング以外のシーンでも繋がれています。

人生において尊敬できる方もたくさんできました。

仕事上でもランを共通言語にお取引先様との商談がスムーズに進んだり、
社内のコミュニケーションが活性化したり。

(サツドラ走友会、落ち着いたら本格活動しますよ!)

最近、サードプレイスの重要性について耳にすることが多くなりました。

コミュニティにおいて、自宅や職場とは隔離された、心地のよい第3の居場所を指す、家庭、会社、それ以外の場所

ランニングコミュニティはそんな私のサードプレイスだと言えるでしょう。

そう考えると私の人生を彩ってくれている、
ランを通じたご縁に感謝せずにはいられません。

ウルチャレスタート風景

それ以外にも移動手段として走ることができるとか、
(すぐ「走ってどれくらい」という換算をしてしまうランナーあるある)

時間が迫ったときにダッシュで間に合うなど、メリットを感じることは多いです。

ランニングは手持ちのスポーツウェアとシューズで手軽に始められる
一番お金のかからないスポーツとも言われています。

人生にとって良いことづくめのランニング。
あなたも走ってみませんか?

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