スキルや実績がなくても発信する理由
「スキルや実績がないから、私には発信できない」という悩みをよく聞きます。
実は私自身もそのひとりで、スキルや実績がないから情報収集ばかりしていて、ほとんど行動できない「魔の2年間」を過ごしたんですよね…。ガンガン発信して活躍している人もいるのに、「なんで行動できないんだろう」と焦りと自己嫌悪でふさぎこんでいました。
だからこそ伝えたいことがあります。
それは、スキルや実績がないからこそ書いてみよう、です。その理由は2つあります。
理由①:スキルや知識はアウトプットすることで身につく
そもそもスキルや知識を身につけたいとき、どのように学びを得ているでしょうか?
私は本やWEBの記事を読むことをよくしていたのですが、読書の学習定着率は10%と言われています。10%…ヽ(;▽;)ノ
一方で定着率がもっとも高いのは「人に教えること」なんですね(参照)。
実はこの数字、根拠が不明という説もあるそうです。でも分かったつもりでいたのに、誰かに説明しようとしたら全然できなかった経験ってあったりしませんか?
だから「もっと知識を得てから発信しよう」と思いがちなんですが、実は書くこと(=他者に説明しようとすること)で知識が身につくという側面もあるんです。分かってないことは書けないですからね。
書く→分からない部分に気づく→学び直す→身につく
この繰り返しで、知識やスキルが身についていくので、どれだけつたなくても下手だと思っても、ぜひ書いてみてほしいなと思います。
話すのもいい方法ですよね(私は人に話すのは緊張するので、ぶつぶつ部屋で独り言を唱えようと思います)。
もちろん情報収集で得られるものも、知ることができた世界もたくさんあります。あくまでスキルや知識をより深く身につけるためには、教えるという方法もあるよ、ということです。
理由②:スキルや実績以外の魅力もある
noteやその他SNSでフォローしている人を思い浮かべてみてください。その人をフォローした理由はなんですか?
もちろん有益な情報をくれるからフォローしている人もいると思います。でもそれだけではないんじゃないでしょうか。ほっこりするから、癒やされるから、共感するから。きっといろんな理由がありますよね。
だからスキルや実績だけが発信すべきものではないと思います。
もちろんあったほうがいいですが、ないから発信できないことにはならないんですよね(過去の自分に言い聞かせる)。
じゃあ私の魅力ってなんだろう?と悩む人もいるかもしれませんが、もし自分では分からない場合、これも実際に発信してみるといいと私は思います。
私がnoteをはじめたときは日々のエッセイを書くことが多くて、まさか自分が今日のような記事を書くとは思っていませんでした。
きっかけは、「洋子さん、noteアドバイザーとかで活動できそうですね」と大切な人が言ってくれたから。
だから書き続けることで、周りの人からの感想や反応から、「こういうの向いてるかも」って分かることがきっとあると思います。
(もし知りたい人がいたら一緒に考えましょう٩( 'ω' )و)
おわりに
魔の2年間を過ごしたからこそ分かったのが、悩みながらも手を動かすことが大事だということです。これまで書いてきたように、悩むだけでは見えなかった世界が、noteをはじめたことで見えてきたから。
はじめての発信はすごく勇気がいることです。
はじめてでなくても、何を書いたらいいのか迷っている人もいるかもしれません。
でも書いてみたら絶対見えてくるものがあるんですよね。
今日の記事が何かしらのきっかけになれたら嬉しいです。