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明日も読みたいと思える文章を書くために

ここ最近、「人の役に立つ文章を書きたい」という思いが強すぎて、なかなか筆が進みませんでした。どうしたら「読んでよかった」と思ってもらえるのかが分からなくて。

日々のできごとを無理やり役に立つような文章にしてるのでは?そんなことも気がかりでした。


でも先日、参加しているコミュニティのイベントでこんな話を聞きました。

「僕たちがお世話になっている食堂は、お客さまに明日も食べたいと思ってもらえることを大事にしている
「それは文章も一緒。明日も読みたいと思ってもらえるような文章を書けたらいいよね」
「明日も会いたいと思ってもらえる人になれるように」


ここでハッとしました。私が思っていた「人の役に立つ文章を書きたい」というのは、読み手のためを思っているというよりも、自分の文章を役に立つものにしなければというエゴのほうが大きかったんです。

手段と目的が反対になってたんです。
「読み手にこう感じてほしいな」「これはいい情報だから伝えたいな」という思いがあって、だから文章を書くのではなく、毎日更新することにこだわって、読み手に対する思いがないままに、表面的な文章だけこねくりまわしていたな、と。

もちろん、「自分の文章をいいものにしたい」という気持ちは向上していくために大切ですが、「相手を思うこと」とのバランスが崩れていたという話。


じゃあどうすれば「伝えたい」という思いを自分の中に確かに持つことができるのか?

いろんな方法があるとは思いますが、私の場合は、note更新の習慣づけを応援するLINE@に登録してくれている人に誠心誠意向き合うことだなと。

数え切れないほどたくさんの人が発信しているnoteという場所で、小さな存在の私を見つけ出してくれて、わざわざ記事を読んでくれて、がんばりたいと決意してLINEを登録してくれたんです。
その人たちの悩みに寄り添ったり、一緒に解決したりしていきたい。それが今私にとっていちばん大きな「伝えたいこと」なので。


やっぱり目の前の人に向き合うことなんですよね。奇をてらったり、何段も飛ばして階段をかけあがろうとするのではなく、今できること・やるべきことから目を背けないようにしようと思います。

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ようこ|野に咲くことば
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